BIGLOBEモバイルのiPhone SE(Aプラン)とauの料金の違いを徹底比較!
BIGLOBEモバイルは少し前まではドコモ回線を取り扱っているMVNO業者でしたが、KDDIが買収をしたことにより、au回線においても格安SIMサービスを開始したマルチMVNO業者です。つまり、ユーザーはドコモかauのどちらかの回線を選ぶことができ、auを使っているユーザーも気軽に乗り換えをすることができるようになりました。
Contents
auでiPhoneを買うよりBIGLOBEモバイルが良い理由について
BIGLOBEモバイルは格安SIMサービスでは珍しいiPhoneの取り扱いをしているMVNOでもあります。ただし、iPhoneの購入はau回線のタイプAを契約することが条件となっているので、iPhone SE/6sをセット購入してドコモからの乗り換えについてはBIGLOBEモバイルよりもmineo(マイネオ)の方が良いです。
2018年3月現在、購入することができるiPhoneは以下の2つのモデルとなっています。
- iPhone 6s:32GB・128GB
- iPhone SE:32GB・128GB
最新モデルのiPhone XやiPhone 8/8 Plus、iPhone 7/7 Plusは取り扱いをしていないので、どうしても最新モデルが欲しい場合はApple StoreでSIMフリー版を購入するしかありませんが、旧モデルでもいい場合はBIGLOBEモバイルは最適な手段と言えるでしょう。また、BIGLOBEモバイルが取り扱っているiPhoneはAppleの正規品なのでカラーも好きなものを選ぶことができます。
- シルバー
- スペースグレイ
- ローズピンク
- ゴールド
他のMVNOでは容量が限定されていたり、カラーが限定されていたりする場合がありますが、BIGLOBEモバイルなら、大手キャリアと同等に好きなモデルを選ぶことができます。
auプラン使うならマイネオよりBIGLOBEモバイルの方がいい
au回線を使うことができるMVNOはBIGLOBEモバイルの他にmineo(マイネオ)があり、マイネオでもいいのではないかと思うかもしれませんが、マイネオはiPhoneを購入することができない、au回線ではテザリング機能を一切使うことができない、などの不都合があります。
BIGLOBEモバイル | mineo | |
iPhoneの販売 | iPhone SE iPhone 6s |
なし |
au回線でのテザリング | iPhone SE iPhone 6s できる |
全てのiPhoneでできない |
UQモバイルとBIGLOBEモバイルの違いとして、UQモバイルはどちらかというと音声通話プラン(5分かけ放題)を重視したものとなっており、BIGLOBEモバイルはデータ通信の容量を細かく選ぶことができ、さらにYouTubeなどの動画コンテンツのデータ消費量をゼロにすることができるオプションを追加することができるなど、使い方次第ではとても使いやすいサービスになっているのが特徴となっています。
BIGLOBEモバイルとUQモバイルの違いについてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にして頂ければと思いますが、この記事ではBIGLOBEモバイルとauでiPhone SEを購入した場合にどれくらいの料金が異なるのかを詳しく解説をしていきたいと思います。
BIGLOBEモバイルとauの料金比較(iPhone SE 32GB)
では、実際にBIGLOBEモバイルとauでiPhone SE(32GB)を購入したらどれくらいの料金差が出るのかを比較をしてみたいと思います。
iPhone SE(32GB)端末代の違い
iPhone SE(32GB)の端末代の差はこうなります。auはデータ定額・LTEプランなら端末から割引をしてくれるサービスがあり、BIGLOBEモバイルはキャッシュバック(期間限定・スマホまる得プラン限定値引き特典)を受けることができます。
スマホまる得プラン限定値引き特典は1GB(Sプラン)だと合計で16,800円、3GB(S+プラン)以上なら合計で25,200円の値引きを受けることができます。今回はBIGLOBEモバイル、auともに3GBプランで計算をしてみましょう。
通信会社 | BIGLOBEモバイル | au (データ定額・LTEプラン) |
---|---|---|
機種代金 | 1,700円×24ヵ月 (40,800円) |
2,250円×24ヵ月 (54,000円) |
割引 | -1,050円×24ヵ月 (-25,200円) |
-1,800円×24ヵ月 (-43,200円) |
実施負担額 | 650円×24ヵ月 (15,600円) |
450円×24ヵ月 (10,800円) |
では、次に料金を含めて計算をしてみましょう。
料金の違い
BIGLOBEモバイルはベーシックコースのスマホまる得S+プラン(データ量3GB)に通話パック60(無料通話最大60分)、auは端末割引なしのピタットプラン・スーパーカケホ、端末割引ありのデータ定額・LTEプラン・スーパーカケホでシミュレーションしてみます。(税別価格です。)
通信会社 | BIGLOBEモバイル | au |
---|---|---|
プラン1 | スマホまる得S+プラン (3GB) 2,250円 |
データ定額・LTEプラン (3GB) 4,200円 |
プラン2 | (最大60分無料通話付き) | スーパーカケホ(5分かけ放題) 1,700円 |
LTE NET | ー | 300円 |
端末代 (割引適用済) |
650円 | 417円 |
割引 | – | ビッグニュースキャンペーン (1年間) -1,000円 |
月額料金 (1年目) |
2,980円 (35,760円/年) |
6,617円 (79,404円/年) |
月額料金 (2年目) |
2,980円 (35,760円/年) |
6,617円 (79,404円/年) |
月額料金 (3年目) |
2,250円 (27,000円/年) |
6,200円 (74,400円/年) |
月額料金 (3年間合計) |
2,737円 (98,532円/3年) |
6,478円 (233,208円/3年) |
auのiPhone SEを購入するよりもBIGLOBEモバイルでiPhone SEを購入した方が遥かに通信料金を安くすることができることがわかりました。
iPhone 6sについてはauではすでにラインナップから外れてしまっているので、比較することはできませんが同じ4.7インチのiPhone 7をauで購入するよりも、BIGLOBEモバイルでiPhone 6sを購入した方が安い料金でiPhoneを持つことが可能です。
まとめ
au回線が使うことができるMVNOはBIGLOBEモバイルの他にmineoがありますが、mineoのauプランはiPhoneでテザリングをすることができません。
また、iPhone SEやiPhone 6sを購入することもできないので、Apple StoreでSIMフリー版のiPhoneを購入する必要があり、マイネオからわざわざauプランを契約するメリットがあまり感じることができない状況となっています。(マイネオのdocomoプランはiPhoneでのテザリングも出来るのでおすすめ)
なので、auから格安SIMへの乗り換えでiPhoneを同時購入するのであればBIGLOBEモバイルならiPhone SEやiPhone 6sを購入することもでき、auプランでテザリング機能を使うことができ、スマホ料金もかなり節約することができるのでおすすめすることができます。