nova lite 2は縦長大画面にデュアルカメラを搭載した格安スマホ!nova liteとスペック比較も!
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格安スマホ nova lite 2
2018年2月9日よりHUAWEI(ファーウェイ)の格安スマホ・nova lite 2の販売が開始されます。nova lite 2はMVNO専売端末となっておりAmazonなどでは購入する事ができません(時期が経てばAmazonでも購入可能になると思います。)が本体価格が25,800円と格安なのに二つのカメラレンズを搭載したデュアルレンズカメラ仕様となっている、コストパフォーマンス抜群のスマホとなっています。
これから格安SIMに乗り換えようと思っているのなら、是非ともオススメしたい格安スマホの一つです。ということで、HUAWEI nova lite 2のスペックや特徴、前モデルのnova liteとの違いなどをみていこうと思います。
nova lite 2の外観について
nova lite 2の正面デザインはnova liteと似たようなものになっていますが、nova lite 2は18:9の縦長ディスプレイを搭載している事から、ベゼル部分がnova liteと比べても狭くなっており、より画面を広く使う事ができるようになっています。
基本デザインは同じですが、nova lite 2の方がベゼルが狭いのでスタイリッシュに見えますよね。
モデル | nova lite 2 | nova lite |
---|---|---|
ディスプレイ サイズ |
5.65インチ | 5.2インチ |
アスペクト比 | 18:9 | 16:9 |
解像度 | 2,160 × 1,080ピクセル | 1,980 × 1,080ピクセル |
サイズ(mm) | 72.05 × 150.1 × 7.45 | 69.1.2 × 141.2 × 7.1 |
重量 | 143g | 146g |
nova lite 2に搭載されているFullView Displayの横解像度は1,080ピクセルと同じですが縦の解像度が1,980ピクセルから増えて2,160ピクセルになっています。縦方向の画面が広くなった事でWebサイトやTwitter、InstagramなどSNSの縦長のコンテンツで一度に表示させる事ができる情報量が増え、横向きにしたときもシネマサイズの映画などのコンテンツを迫力ある画面で楽しむ事が可能となります。
また、インチ数が5.2インチから5.65インチになった事で本体サイズもわずかですが大きくなっていますが、同社の上位モデルのMate 10 liteよりもコンパクトボディになっているので、nova lite 2の方が使いやすさは上かもしれません。
ダブルレンズカメラを搭載
nova lite 2は1300万画素と200万画素の二つのカメラレンジを背面部分に搭載しています。
画素数の違うダブルレンズカメラを搭載する事で被写体との距離を判定し一眼レフカメラのようなボケ味を再現する事ができる機能が搭載されています。
モデル | nova lite 2 | nova lite |
---|---|---|
背面カメラ | 1300万画素+200万画素 像面位相差 + コントラスト AF LEDフラッシュ |
1200万画素 像面位相差 + コントラスト AF LEDフラッシュ |
前面カメラ | 800万画素 |
HUAWEIではボボケ味を再現する機能のことをワイドアパーチャと呼んでおり、撮影後にピントの調整やボケ感を調整する事ができるのも大きな特徴となっています。
撮影後も写真アプリ(ギャラリー)で焦点を合わせたい場所、ボカシ具合などを細かく調整する事ができます。さすがに一眼レフカメラのような綺麗なボケ具合ではありませんが、それなりの見栄えにする事はできるのかなと思いますし、後で調整をする事ができるのは何気に便利な機能と言えるでしょう。
前面カメラは800万画素のイメージセンサーを搭載したシンプルなカメラとなっていますが、ソフトウェア処理でセルフィー撮影した自分の顔の背景をぼかす事ができるポートレート機能も使う事が可能となっており、さらに手のひらをカメラに向けるだけで3秒のタイマー撮影をする事ができるジェスチャーセルフィーにも対応しています。
簡単なジェスチャー操作でシャッターを切る事ができるのは何気に便利ですよね。
CPUは上位モデルと同等レベル
nova lite 2に搭載されているCPUチップは同社のCPUプロセッサのKirin 659オクタコア(2.36GHz×4、1.7GHz×4)に3GB RAMが搭載されています。
モデル | nova lite 2 | nova lite |
---|---|---|
CPU | HUAWEI Kirin 659 オクタコア(4 × 2.36GHz + 4 × 1.7GHz) |
HUAWEI Kirin 655 オクタコア(4 × 2.1GHz + 4 × 1.7GHz) |
RAM | 3GB | |
ストレージ | 32GB Micro-SDスロット(最大256GB) |
16GB Micro-SDスロット(最大128GB) |
基本的にnova liteに搭載されているKirin 655の動作クロックを向上させたCPUとなていますが、実はこのKirin 659というチップセットはHUAWEIスマホの上位モデルとなるMate 10 liteにも搭載されているCPUで、上位モデルのスマホと同等の性能を持ったCPUで快適な操作感を得る事ができる事ができます。
nova lite 2のストレージ容量は32GBとなっておりマイクロSDカードで最大256GBにストレージ容量を拡張することも可能となっています。
マイクロSDカードで256GBはかなり高額になってしまうので現実的ではありませんが、増設しようと思えばiPhoneなみまで拡張する事が可能ということになります。
DSDS(LTE/3G・GSM)に対応
nova lite 2はnanoSIMを2枚入れてスタンバイする事ができるDSDS(デュアルSIM/デュアルスタンバイ)に対応していますが、LTE/3GとGSMでの切り替えになるので国内の格安SIMとドコモSIMを入れてデュアルスタンバイにすることはできません。
国内のLTE対応SIMと海外のGSM対応SIMでデュアルスタンバイする事ができる仕様となっているので、海外に行ったときにわざわざSIMカードスロットを開いてSIMカードを入れ替えることはしなくても良いという事になります。
対応している通信規格
nova lite 2はドコモとソフトバンクの帯域に対応しており、auの帯域には基本的には対応していません。
モデル | nova lite 2 | nova lite |
---|---|---|
LTE通信速度 | 下り(受信時)最大150Mbps 上り(送信時)最大50Mbps |
|
FDD-LTE | B1/3/5/7/8/19/20 | B1/3/5/7/8/19/28 |
TDD-LTE | – | B40 |
WCDMA | B1/2/5/6/8/19 | B1/5/6/8/19 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n (2.4GHz) | |
Bluetooth | 4.2 | 4.1 |
TDD-LTEにも対応しておらず、旧モデルよりも仕様できるLTE帯域は減っていることになります。まあ、基本的な帯域には対応しているので、普通に使用するのであれば特に問題はないのかなとは思います。
筐体素材はガラスからアルミに
旧モデルのnova liteの背面部分の筐体にはガラスが採用されていましたが、新型のnobva lite 2は本体全体にアルミを採用しています。なので、手で持った感触としては随分と印象が変わることになります。
ガラスからアルミに筐体素材が変更になったことで、本体を落下させてしまったとしても、筐体が破損するという心配はnova lite 2では無用になることでしょう。
カラーラインナップはブラック、ブルー、ゴールドの3色となっています。
背面中央部分に指紋認証機能を搭載しているので、手でスマホを持ってサッと認証させてロック解除することも可能となっています。そして、将来のアップデートで顔認証機能も搭載するということで、エントリーモデルとしてはかなり高機能なスマートフォンになるようですね。
まとめ
HUAWEI nova lite 2は25,800円で購入する事ができる格安スマホです。格安スマホは安かろう悪かろうというものが多いですが、nova lite 2は基本性能をしっかりと押さえてながら、デュアルレンズカメラを搭載するなど高い付加価値を付けてきたスマホとなっています。
キャリアから格安SIMに乗り換えをする中で、スマホも合わせて刷新したいけどあまりお金をかけたくないという方にはとてもオススメする事ができる端末といっていいでしょう。
nova lite 2はMVNO専売モデルとなっており、MVNOのサイトからでないと手に入れる事ができません。回線が安定しているmineo(マイネオ)でもnova lite 2の取り扱いを開始するのでマイネオから購入することをおすすめします。