格安SIMのりかえでスマホ料金をキャリアから半額にして通信費を節約しよう!
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格安SIMでスマホの料金を安く使える
携帯電話は料金は高い。
そんな時代は終わりを迎えているのかもしれません。
携帯電話は大手通信キャリアの、NTTドコモ、au、ソフトバンクの3社のいずれかから契約するのが当たり前の時代でしたが、今は格安SIMの販売をしているMVNO各社と契約することで携帯電話の料金を場合によっては半額以下に抑えることができ、家計を圧迫していた通信費用を大幅に削減することができる時代になっています。
知っている人が得する時代。
いつの時代もそうなのかもしれませんが、格安SIMというものを上手く活用することで家計の負担を少しでも軽減することができるように、当サイトではスマートフォンやタブレットなどの上手な運営の方法などを紹介していけたらと思います。
時代によって携帯電話の料金プランは変化してきていますが、2018年現在で大手キャリアがメインとしている料金プランは、基本プラン(かけ放題)とデータ通信プラン、インターネット接続料金を組み合わせたものとなっており、携帯電話の端末は24ヶ月の分割払いで購入し、2年契約することを条件に一定の割引を受けるというものがスタンダードとなっていました。
実際に端末代も含めて大手キャリアと格安SIM業者でどれほど料金が変わってくるのか比較してみましょう。
大手キャリアの標準的な料金プラン
例えば大手キャリアでiPhone SEを購入し10分間のかけ放題・2GBのデータ通信で契約した場合、2年間はの携帯電話の料金は概ねこのような料金になります。
NTTドコモの場合(5分かけ放題+2GBプラン) | |
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基本プラン(10分かけ放題) | 1,700円 |
データ通信(2GB) | 3,500円 |
インターネット接続料金 | 300円 |
端末料金 | 2,133円(総額51,192円) |
端末割引 | -1,485円(総額-35,640) |
合計 | 6,148円 |
3年目は端末代の支払いが終了するので単純に通信だけの契約となり毎月5,500円ほど掛かる計算になります。これでも少し前に比べたらかなり安くなったなーという印象を受けますが、MVNOの格安SIMを契約することで、さらに携帯電話の料金を抑えることが可能となっています。
格安SIMの標準的な料金プラン
例えば、SIMフリー端末のiPhone SEをApple Storeで直接購入して格安SIMカードを自身で入れて利用した場合で算出しています。楽天モバイルで契約した場合ですが、データ通信で2GBのプランがないので3.1GBのプランで算出してみると、iPhone SEの端末代込みでも月額4,110円という価格となります。
楽天モバイルの場合(音声+データ 3.1GBプラン) | |
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5分かけ放題オプション | 850円 |
音声+データ通信(3.1GB) | 1,600円 |
インターネット接続料金 | ー |
端末料金 | 1,660円(総額39,800円) |
端末割引 | ー |
合計 | 4,110円 |
また、最近では格安SIMのMVNOでiPhoneを購入することができるところが増えてきており楽天モバイルならiPhone SEを19,700円という低価格で購入することができ、さらにセットプラントなる「スーパーホーダイ」を組み合わせることで月額1,980円(2年目以降は2,980円)という低価格で契約することもできるようになってきました。
それぞれの人の環境によってかけ放題オプションを付けたり、従量制通話にしたりすることができるのが、格安SIMの良いところと言っていいかもしれませんね。
最近は大手キャリアの料金も少しずつ価格が下がってきたこともあり、以前と比べても差が縮まりつつあるが、それでも毎月1500円ほど、年間で18,000円、2年間で36,000円も安く携帯電話を持つことが可能となっています。
格安SIMの格安な料金プラン
格安SIMは細かくプランを設定することができるのでデータ通信量をとことん少なくすることができ、結果的に通信料金を下げることが可能となります。
例えば、楽天モバイルの場合はとりあえずメールやSNS、インターネットが必要最低限することができる通信速度が遅いベーシックプランを契約することで、さらに安くすることも可能です。
楽天モバイルの場合(音声+データ ベーシックプラン) | |
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音声+データ通信(通信速度200kbps) | 1,250円 |
インターネット接続料金 | ー |
端末料金 | 1,660円(総額39,800円) |
端末割引 | ー |
合計 | 2,910円 |
ベーシックプランの通信速度は200kbpsと通常のSIMと比べても極端に遅いですが、自宅などではWi-Fi環境があるところで電話は受けることが多いという人にとってはこれで十分と言ってもいいかもしれません。端末込みで3,000円弱でiPhone SEを持つことができるならかなり安いのではないでしょうか。
データ通信専用SIMもある
格安SIMには音声通話なしのデータ通信のみ使うことができるデータSIMを契約することができるのも格安SIMの特徴の一つとなっています。これは大手キャリアにはないサービスなのでタブレットでインターネットメインで使いたい人にとっては嬉しいサービスと言えるでしょう。
(厳密にはキャリアにはタブレットプランというものがありますが、料金が非常に高いのであまり使い勝手は良くないです。)
例えば、mineo(マイネオ)のデータ通信専用SIMなら500MBの低容量プランを月額700円で使うことができます。500MBは流石に容量が少ないと思った場合でも月額800円の1GBプランにグレードアップすることもできます。
iPadなどのタブレットにデータ通信のSIMを入れて手軽に通信をすることができるのも格安SIMのメリットと言えます。
一概に格安SIMが安いと言えないものの、ほとんどの場合は大手キャリアから格安SIMに移行することでお金が浮くのは間違いないでしょう。
通信品質に問題はないの?
格安SIMを運営しているMVNO業者はNTT docomo、au、SoftBankの回線を借りて運用をしているので、電波の届きやすさに関しては大手キャリアとまったく同じで通話に関しての差はほとんどありません。
docomo系の格安SIMならdocomoと同じエリアで使うことができ、au系の格安SIMならauと同じエリアで使うことができ、SoftBank系の格安SIMならSoftBankと同じエリアで使うことができるのです。
ただし、格安SIMはキャリアの電波(回線帯域)の一部を借りているためデータ通信するための道路(帯域)が狭くなっています。つまり、ドコモ・au・ソフトバンクのSIMと比べて格安SIMのデータ通信は速度が遅くなる傾向があるのです。
特に利用者がよくインターネットを使う時間帯(昼12時前後や夕方17時から22時の間)の通信速度は大幅に低下することもあり、大手キャリアと格安SIMの大きな違いとも言っても良いかもしれません。
通信速度が遅くなりがちな格安SIMですが、そんな中でもmineo(マイネオ)に関しては他のMVNOと比較しても通信速度が落ちにくい傾向があり、通信品質が非常に安定しているのでかなりオススメです。
また、KDDIの完全子会社のUQコミュニケーションズが運営しているUQ mobileやSoftBankのサブブランドであるY!mobileに関しては、回線が込み合う時間帯でも通信速度が遅くなるということがないので、かなりオススメできるのかなと思います。