Y!mobile(ワイモバイル)に乗り換えるメリット・デメリット・評価は?

ワイモバイル 特徴とメリット

Y!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクのサブブランドとして運営している格安SIMサービスで、元々は2005年にイー・モバイル株式会社が発足したことでスタートしソフトバンクとは無関係の会社でした。

しかし、2012年にソフトバンクと提携したことで2013年1月にソフトバンクの完全子会社になり、2015年にワイモバイル株式会社が完全解散しY!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクの事業の中の一つになったのです。

ということはMVNO業者ではないってことなのかな?
なかなか良い勘してるね。そうなんだ。キャリアが運営している格安の携帯電話サービスだから回線も自前のソフトバンク回線を使ってるんだよね。

それならばソフトバンクの通信料金を下げてくれればいいのにと思ってしまいますが、やはりできることなら利益率の高いソフトバンクの通信料金を下げたくないというのが本音なのでしょう。

ソフトバンクでこぼれ落ちてしまった低下価格帯ユーザーを他社のMVNOに奪われてしまうよりもサブブランドであるY!mobile(ワイモバイル)を上手く活用することで、少しでも利益を確保に繋げようとしているのだと思います。

Contents

Y! mobile(ワイモバイル)の特徴とメリット

Y!mobile(ワイモバイル)はソフトバンクの回線を使った格安SIMとなっており格安SIMと呼んでいいのか少し疑問もありますが、ソフトバンクよりも安くスマホを使うことができるので格安とってもなんら問題はないでしょう。

  • ソフトバンクの回線を使用している
  • 大手キャリアの料金プランの体系に似ている
  • データ3GB・国内通話10分以内かけ放題で1,980円/月から
  • 1GBのSIMスターターキットは980円/月
  • ケータイプランSSでガラケーを使える
  • 通信品質・速度が安定している
  • 家族割で2台目以降が500円OFFに
  • Softbank Air・Softbank光で通信料金割引(おうち割)
  • データ量を家族でシェアできるシェアプラン
  • MMSとWEBメールを使える
  • 最低利用期間が2年と長い

Y!mobile(ワイモバイル)は他の格安SIMと違ってMNOに回線を借りているわけではなく、ソフトバンクの回線をそのまま使って携帯電話サービスを展開しています。なので、通信品質・通信速度はとても速くてお昼時など回線が混み合う時間帯でも通信速度が遅くなることがほとんどないのが最大の特徴となっています。

Y!mobile(ワイモバイル)の通信速度(理論値)

ワイモバイルの通信速度の理論値(ベストエフォート)は以下のとおりです。

  • 下り最大:187.5Mbps(機種によって292Mbps・350Mbpsに対応)
  • 上り最大:37.5Mbps
  • 通信制限:最大128kbps
  • 直近3日間の通信規制なし

ソフトバンクの回線はドコモやauと比べると最大通信速度の理論値(ベストエフォート)は遅めとなっていますが、実際の通信速度はドコモやauとほぼ同じ通信速度が出ます(もちろん、使う場所によっても違います。)

また、回線をドコモやauに借りているMVNOのように混み合う時間帯で通信速度が低下してしまうようなこともないので、純粋にキャリアと同等の品質を維持しながら、スマホ料金を安く抑えることができます。

ソフトバンクと同等品質ってのはいいね。
スマホの料金を安くしたいけど、通信速度は維持したい。そう考えている人にとってはワイモバイルはとても有力な乗り換え先だと思うよ。

Y!mobile(ワイモバイル)の料金プラン

ワイモバイルの料金プランの体系は格安SIMによくある組み合わせプランではなく、大手キャリアのようなセットプランが基本となっており、音声通話込みのプランをデータ容量に合わせて選ぶ形となっています。

スマホプランS・M・L

スマホプランは国内通話が最大10分までかけ放題となるプランとなっており、S・M・Lの3つのデータ量から選択することができるようになっています。

プラン データ量 料金(1年目) 料金(2年目) 料金(2年平均)
スマホプランS 2GB→3GB(2年間) 1,980円 2,980円 2,480円
スマホプランM 6GB→9GB(2年間) 2,980円 3,980円 3,480円
スマホプランL 14GB→21GB(2年間) 4,980円 5,980円 5,480円

最初の2年間はデータ量が増量されるのでスマホプランSなら3GBデータ量と10分間の国内通話かけ放題が付いて1年目は1,980円、2年目は2,980円でスマホを使うことができることになります。

他のMVNO業者と比較すると、少しだけ割高かもしれませんが安定した高速データ通信ができることを考えると安いとみることが出来るかもしれませんんえ。

例えば、ソフトバンク回線の格安SIMも使うことができるmineo(マイネオ)のSプランだと3GBの音声通話SIMに10分かけ放題オプションを付けると2,800円になってしまいます。

  • Y!mobile(ワイモバイル)3GB+10分かけ放題:1年目1,980円 → 2年目2,980円
  • mineo(マイネオ)Sプラン 3GB+10分かけ放題:2,800円

しかし、Y!mobile(ワイモバイル)なら1年目は月々1,980で3GBのデータ量と10分かけ放題することができます。2年目以降は2,980円に値上げされてしまいますが、100円しか違いがないのでY!mobileのほうがお得といっていいでしょう。

また、ワイモバイルはマイネオと違って回線が込み合うお昼の時間帯でも通信速度の低下がほとんどないというメリットがあります。

マイネオで料金の安いAプランやDプランを使うならマイネオを選ぶメリットはあるのかなとは思いますが。Sプランを使うくらいならY!mobile(ワイモバイル)を使うことをおすすめします。

ちなみに、Y!mobile(ワイモバイル)にも音声通話なしのデータ通信専用の「データプラン」が存在しますが料金高めです。

  • データプランS(1GB):1,980円/月
  • データプランL(7GB):3,696円/月

なぜ、同じ1GBのデータ量のSIMスターターキットは980円/月なのにデータプランだと1,980円になってしまうのか…?この料金なら普通に音声通話が付いているスマホプランかSIMスターターキットを契約した方がいいでしょう。

通話専用のケータイプラン

ワイモバイルではスマホだけではなく通話機能を主としたケータイの販売もしており、専用のケータイプランもあるのも大きな特徴の一つとなっています。

月額934円で1時〜21時までの時間帯でワイモバイルやソフトバンクに通話無料でかけ放題することができます。

  • ケータイプランSS:934円/月

いわゆるソフトバンクでいうホワイトプランですね。このケータイプランはデータ通信をしないことを前提としたものになっているのですが、上限4,500円で最大2.5GBまでのデータ通信をすることも可能となっています。

2.5GBで4,500円ってかなり高いから、データ通信もするなら素直にスマホプランSに加入した方がお得なのかなと思うよ。

ちなみに、ワイモバイル・ソフトバンクのスマホ以外の相手でも電話をかける時間と回数無制限で電話をかけ放題することができるようになるオプション「スーパーだれとでも定額」というのもあります。

  • スーパーだれとでも定額:1,000円/月
このオプションはスマホプランSでも付けることができるので、営業マンでとにかく電話をかけることが多いのであれば、これだけでもワイモバイルはお勧めできるよ。

ケータイプランは基本的にデータ通信をしないことを前提としたプランとなっていますが、パケット定額サービスを利用することができ、最大2.5GBまでのデータ通信をすることが可能となっています。

ただし、上限が4,500円とかなり高額なので、ケータイでのデータ通信は注意をした方がいいでしょう。

ワイモバイルSIMスターターキット

ワイモバイルSIMスターターキットは1GBのデータ通信ができるデータ専用プランです。ワイモバイルのサイトから契約するのはなくAmazonのスターターキットから契約することができる特別プランとなっています。

ソフトモバイルにも1GBのデータ専用プランってあるんだね。ないものなんだと思っていたよ。
ワイモバイルではなくてYahooモバイルからも契約できるんだけどね…。まあ、なんかややこしいのね。

SIMスターターキットの契約条件は以下のとおりです。

  • データ容量:1GB
  • 音声通話:なし
  • 契約期間:1ヶ月〜

音声通話もないので外出時に少しだけで使いインターネットやメールをタブレットなどのiPadで使いたいという用途を満たしてくれることになります。

家族割で2台目以降が500円OFFに

ワイモバイルには2回線目以降の契約が500円割引になる家族割があります。

ワイモバイル 家族割

これは家族でなくても一人で複数回線を使う場合でも適用となるので、2台持ちをするときなどにも使うことができそうです。

Softbank Air・光で通信料金割引(おうち割)

Softbank AirかSoftbank光を同時契約することで、おうち割が適用され最大で1,000円の割引を受けることができます。

おうち割

ドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアで同時契約による割引はよくあるサービスですが、格安系のサービスでも500円以上の割引を受けることができるのは、さすがソフトバンクのワイモバイルといった感じですね。

シェアプラン

ワイモバイルでは「スマホプランS/M/L」または「データプランS/L」を契約している端末のデータ量を別の端末で分け合うことができるシェアプランがあります。最大3つの回線で分け合うことが可能となっています。

ワイモバイル シェアプラン

親回線の料金プランに合わせて月額料金が異なります。

  • スマホプラン・データプランSの場合:980円/月
  • スマホプランMの場合:480円/月
  • スマホプラン・データプランLの場合:0円/月

Lプランなら月額0円でデータ量をシェアすることができるので、複数の端末を使う予定があるのであれば、容量の大きいプランにしておいたほうが安くなる場合もあるでしょう。

MMSメールとWEBメールが使える

ワイモバイルはキャリアが無料で提供しているキャリアメール(MMSメール)のアドレスと、WEBメールを使うことができます。

  • Y!mobileメール:@yahoo.ne.jp
  • MMS:@ymobile.ne.jp

Y!mobileメールはいわゆるWEBメールでiPhone、スマホ、PC、タブレットなど複数の機種からメールの送受信、管理をする事ができます。MMSはスマートフォン用のメールアドレスとなっており、いわゆるキャリアメールと呼ばれているものですね。

流石にいまではMMSが必須な状況は薄れつつありますが、ゆうちょ銀行などのオンライン振込はいまだにMMSのアドレスでないと登録できなかったりするので、MMSが必要なユーザーにとっては嬉しいサービスと言えそうです。

全国各地にワイモバイルショップがある

他社のMVNOとの大きな違いの一つと言ってもいいでしょう。ワイモバイルはキャリアと同じように家電量販店をはじめ独立型のワイモバイルショップがあり、手堅いサポートを受けることが可能となっています。

ソフトバンクショップで余計なものを契約させられるという負の側面もあるのかもしれませんが、スマホに詳しくない人にとってはこのようなショップが全国どこにでもあるというのは安心感はかなり大きいですよね。

Android Oneを取り扱っている

ワイモバイルではAndroid Oneの取り扱いをしています。Android Oneはアジアなどの新興国市場に向けたミドルからローエンドの低価格帯スマートフォンで安くスマホを購入することができるモデルとなっています。

実は本でAndroid Oneシリーズを購入することができるにはワイモバイルだけなんですよね。

安くスマホを買えるのはいいかもしれないね。
確かにキャリアで販売されている端末と比較すると安いんだけど、Amazonとかで売っている格安スマホと比べると高いから微妙なところなんだけどね。

それでも、ワイモバイルじゃないと手に入れることができないスマホがあるというの大きなメリットと言ってもいいでしょう。

iPhone 6sとiPhone SEも取り扱っている

ワイモバイルではAppleのiPhone 6sとiPhone SEの取り扱いもしています。

AppleでSIMフリー版を購入するよりも高い価格設定になっていますが、ワイモバイルで購入すると24ヶ月間の割引を受けることができるので、実質価格で見るとワイモバイルで購入した方はお得になる計算となります。

例えば、iPhone 6s 32GBモデルを購入した場合で比較してみましょう。

  • Appleで購入:54,864円
  • ワイモバイルで購入:70,524円 – 31,104(1,296円 × 24ヶ月)=39,420円

2年間の契約が必須となりますが15,444円も安くiPhone 6sを購入することができる計算となります。型落ちモデルのiPhoneですが、iPhone 6sもiPhone SEはまだまだ現役のモデルですし、この価格でiPhoneを使うことができるのは、かなり安いのではないでしょうか。

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドですしiPhoneとの相性は非常に良いので、ソフトバンクで使っているiPhoneをそのままワイモバイルに持ち込みで乗り換えしちゃいましょう!

Y! mobile(ワイモバイル)のデメリット

大容量プランがない

ワイモバイルには大容量のデータプランがありません。最大でもスマホLプランの14GB(2年間21GB)となっており、他のMVNOではよくある30GBといった大容量プランを使うことができないのです。

また、データ通信専用のデータプランは最大7GBで月々3,696円と少々割高な料金設定となっています。

ソフトモバイルには基本的に通話をするユーザー向けって感じがするな。
そうだね。iPadとかタブレットデータ通信だけをしたいならワイモバイルではなくてUQモバイルやマイネオの方が使い勝手はいいかもしれないね。

マイネオならソフトバンク回線のSプランも使えるようになったので、ソフトバンクの端末をSIMロック解除しなくても簡単に乗り換え可能になりました。もし、ソフトバンクの格安SIMを使いたいならマイネオを検討してみてはいかがでしょうか。

最低利用期間が2年以上

ワイモバイルは大手キャリアの料金体系の写し絵的なところがあるため、基本的には2年契約がベースとなります。

縛りなしの契約をすることもできますが、基本料金が倍以上に跳ね上がるので、現実的ではありません。

ワイモバイルを2年以上使うわという人は特に気にする必要はないのかもしれませんが、長期での契約を考えていないという方はワイモバイルはやめておいた方がいいでしょう。

Y!mobile(ワイモバイル)の契約方法

ワイモバイルはワイモバイルオンラインショップから簡単に契約する事ができますし、ワイモバイルは家電量販店や独立タイプのショップもあり、店員さんに丁寧に説明を受けることもできるので、他のMVNOに比べると契約はしやすいのかなと思います。

必要なもの

ワイモバイルに申し込む前に以下のものを準備する必要があります。店頭で契約をする場合はメールアドレスがなくても大丈夫ですが、オンラインショップから契約する場合は連絡の取れるメールアドレスが必要となります。

  • 連絡の取れるメールアドレス(オンラインショップの場合のみ)
  • 本人名義のクレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、DINERS、国内発行のクレジットカード)もしくは通帳、キャッシュカードと銀行印
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、身体障がい者手帳または療育手帳 または精神障がい者保健福祉手帳、特別永住者証明書、在留カード、健康保険証+補助書類、マイナンバーカード…など)
  • 印鑑(店頭契約の場合)

未成年者はWEB上で受付は親権者の同意のもとで申し込むことができます。これらの必要書類はスマホのカメラで撮影してアップロードすることで簡単に手続きができるようになっています。

ワイモバイルは大手キャリア同様に口座振替での通信料金の支払いができるので、クレジットカードを持っていない人でも契約する事ができるね。

電話番号をそのまま使いたい場合

現在使っているNTTドコモ、au、ソフトバンクのキャリア、その他の格安SIMで契約してる電話番号をそのまま利用したい場合は、MNPの予約番号を各業者より発行してもらう必要があります。

▶︎ ドコモから番号を移行する方法
▶︎ auから番号を移行する方法
▶︎ ソフトバンクから番号を移行する方法

MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、他のMVNOでは10日以上の有効期限がない申し込みを受け付けてくれなかったりします。しかし、ワイモバイルはそのような制限は特になく、予約番号の有効期限が残っていれば乗り換えをする事が可能となっています。

必要なもの、MNPの予約番号の準備が整ったらワイモバイルのサイトにある申し込みフォームを使って申し込みをしていくことになります。申し込み手続き、本人確認などの手続きが完了すると最短で翌日に登録した住所にSIMカードが届きます。

APNの設定方法

ワイモバイルではAPNの設定は特に必要ありません。大手キャリア同様にワイモバイルのSIMカードを入れるだけで自動的にワイモバイルの電波を掴み、アンテナピクトの表記がY!mobileに切り替わります。

他のMVNOではAPNの設定が必要になりますが、ワイモバイルはSIMカードを入れるだけで設定が完了するので楽ですね。ただし、格安SIMからの乗り換えの場合は今まで使用していたAPN設定を削除しないと使う事ができないので注意です。

評価:ワイモバイルは安いのに通信品質が高くておすすめ!

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドでソフトバンク自身が運営しいていることもあり、格安SIMでよくありがちな回線が混み合う時間帯の通信速度が極端に遅くなってしまうということがありません。

また、メッセージアプリで利用することができるキャリアメールのアドレスも無料でもらうことができるので、本当にキャリアと同じ感覚で格安スマホを使うことができるのです。

現状、ソフトバンクを使っていて回線に不満がないのであればソフトバンクで使っているiPhoneやAndroidスマホをそのまま簡単に乗り換えることもできるのでオススメです。


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