格安SIMで購入できるiPhone 6sとiPhone SEを徹底比較!どっちを選ぶべきか特徴まとめ!
iPhone 6sは2015年9月25日にiPhone 6s Plusと同時にiPhone 5sの後継機種としてリリースされたモデルで、iPhone SEはiPhone 6s/6s Plusの登場により4インチディスプレイの後継機種がなくなったことを受けて、根強い人気があった小型iPhoneとしてiPhone 5sをベースに2016年3月31日にリリースしたメインストリームとは違うモデルとなっています。
Contents
iPhone 6sとiPhone SEの徹底比較レビュー
ディスプレイ・本体サイズの違い
iPhone 6sとiPhone SEのディスプレイの違いについて見ていきましょう。
当然ながら4.7インチのiPhone 6sの方が4インチのiPhone SEよりも画面が大きく解像度も高いので、より多くの情報を一度表示させることができます。ホーム画面もiPhone SEは4×5のアイコン配列なのに対してiPhone 6sは4×6とより多くのアイコンを表示させることが可能となっています。
そして、大きさだけではなくディスプレイ品質も若干ですがiPhone 6sの方が上となっています。
モデル | iPhone 6s | iPhone SE |
---|---|---|
サイズ | 4.7インチ Retina HD ディスプレイ |
4インチ Retina ディスプレイ |
解像度 | 1334 x 750 ピクセル 326ppi |
1,136 x 640ピクセル 326ppi |
最大頻度 | 500cd/m2(標準) | |
コントラスト比 | 1,400:1コントラスト比(標準) | 800:1コントラスト比(標準) |
カラー品質 | フルsRGB規格 | |
視野角 | デュアルドメインピクセル | ー |
3D Touch | ○ | ー |
最大頻度は500cd/m2とどちらも同じですが、コントラスト比がiPhone 6sの方が高くなっているので、よりメリハリのある綺麗な表示をさせることが可能となっています。
また、iPhone 6sの方が視野角が高くなっており、実際にiPhone 6sとiPhone SEを横から見てみると、iPhone SEは画面が暗くなってしまいますが、iPhone 6sは明るさを保った状態になっていることが分かります。
スマートフォンの場合は横から画面を見るということはあまりないかもしれませんが、映画などを横の寝転んだ状態で見るときなどiPhone 6sの方がより綺麗な画面で楽しむことができるのではないでしょうか。
一方で、電車など他人の目線を気になる場合は視野角の狭いiPhone SEの方が合っているとのかもしれませんね。
男性で手が大きい人はiPhone SEはちょっと小さいと感じるかもですが、女性など手が小さい人はiPhone SEはちょうど良く片手でも使いやすいサイズになっているのではないでしょうか。
背面デザインの違いです。iPhone 6sは上下に白色のアンテナラインが入っており、iPhone SEは上下にガラス素材を採用したツートンカラーデザインが採用されてます。
完全に好みだとは思いますが、個人的にはiPhone 6sよりもiPhone SEの方がスタイリッシュでカッコいいのかなと感じます。
iPhone 6sは丸みを帯びたデザインで本体の厚みが薄いので馴染みやすくなっていますが、iPhone SEは角ばったデザインで本体の厚みが少しだけ厚くなっています。
とはいえ、画面サイズが小さく全体的にコンパクトなので、これはこれでとても持ちやすくなっています。むしろ、角ばっているので、iPhone 6sよりも滑りにくくて落とすことが少ないかもしれませんね。
iPhone 6s、iPhone SEともにヘッドフォンジャックが搭載されているので、手持ちのヘッドイヤホンやヘッドフォンをそのまま使うことが可能です。
カメラは同じ1200万画素イメージセンサー
iPhone 6sとiPhone SEの背面カメラはともに1200万画素のイメージセンサーを搭載しており、細かい仕様もほぼ同じとなっています。
モデル | iPhone 6s | iPhone SE |
---|---|---|
画素数 | 1200万画素裏面照射型センサー | |
レンズ | ƒ/2.2の開口部 5枚構成のレンズ |
|
AF | Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | |
その他 | 写真の自動HDR パノラマ(最大63MP) 自動手ぶれ補正 ハイブリッド赤外線フィルタ ローカルトーンマッピング 顔検出 True Toneフラッシュ 4Kビデオ撮影(30fps) |
ただし、iPhone 6sは出っ張りレンズなのに対してiPhone SEはフラットレンズとなっているので、よりシンプルなデザインを求めるならiPhone SEの方がいいということになります。
前面カメラに関してはiPhone 6sの方が画素数が高いものになっています。
モデル | iPhone 6s | iPhone SE |
---|---|---|
画素数 | 500万画素 裏面照射型センサー |
120万画素 裏面照射型センサー |
レンズ | ƒ/2.2の開口部 | ƒ/2.4の開口部 |
その他 | 写真の自動HDR 顔検出 Retinaフラッシュ 写真とビデオの自動HDR 720p HDビデオ撮影 |
セルフィー撮影をよくするという方はiPhone SEよりもiPhone 6sの方を選んだ方がいいのかもしれませんね。
CPUはA9チップ搭載でほぼ同じ
iPhone 6sとiPhone SEはA9チップに2GB RAMを搭載しているので、性能はほぼ同じとなっています。実際にCPUとGPUの性能をGeekbench 4で計測をしてみましたが、誤差はあるもののほぼ同じスペックになっていることがわかります。
モデル | iPhone 6s | iPhone SE |
---|---|---|
CPU | A9(2コア) 1.85GHz |
|
シングルコアスコア | 3495 | 2497 |
マルチコアスコア | 4106 | 4244 |
GPUの性能もほぼ同じです。
モデル | iPhone 6s | iPhone SE |
---|---|---|
GPU | PowerVR GT7600 | |
スコア | 11014 | 10820 |
iPhone SEの方が解像度が低いのでゲームなどの滑らかさはiPhone 6sよりもiPhone SEの方が良いかもしれませんが、同じ世代のiPhoneということでほぼ同じとみてもいいでしょう。
3D Touchを搭載している
iPhone 6sは力加減で操作をすることができる3D Touchを搭載しているので、画面左端を強く押すことでマルチタスク画面を呼び出すことができますし、ホーム画面のアプリアイコンを強くタップすることでサブメニューを呼び出すこともできるようになっています。
3D TouchはiPhone 6sから採用された機能となっており、iPhone 7以降の全てのモデルに搭載されており、iPhoneではスタンダードなものになっています。
Touch IDはiPhone 6sの方が認識速度が速い
どちらのモデルも物理式のホームボタンにTouch IDが搭載していますが、iPhone 6sあ第2世代のTouch IDを搭載しているので指紋の認証速度がより速いものになっているのが特徴となっています。
モデル | iPhone 6s | iPhone SE |
---|---|---|
ホームボタン | 物理式ボタン | |
指紋認証 | 第2世代Touch ID | 第1世代Touch ID |
実際にどれくらいの認証速度差があるのがiPhone 6sとiPhone SEで比較をしてみました。
若干ですが第2世代のTouch IDの方が指紋の認証速度が速くなっているのがわかるかと思います。日々の使用でロック解除速度がより快適に行うことができるのがiPhone 6sということになります。
価格差
iPhone 6sはiPhone SEよりも端末価格が高いのでより安くiPhoneを手にしたいのであればiPhone SEを選ぶことになると思います。
モデル | iPhone 6s | iPhone SE |
---|---|---|
32GB | 39,800円 | 50,800円 |
128GB | 50,800円 | 61,800円 |
Apple Storeの価格で端末代の差は11,000円となっているので、これを高いと見るか、安いと見るかでどちらかを選ぶかが変わってくるでしょう。
また、UQ mobileやワイモバイル、各MVNOではiPhone SEを安く購入することができるため、より安い価格で手に入れることが可能となっています。
iPhone 6s | iPhone SE | |||
容量 | 32GB | 128GB | 32GB | 128GB |
UQ mobile | 36,000円 | 48,000円 | 0円 | 12,000円 |
Y!mobile | 36,000円 | 48,000円 | 9,800円 | 40,520円 |
BIGLOBEモバイル | 39,600円 | 51,600円 | 24,000円 | 33,600円 |
iPhone 6s | iPhone SE | |||
容量 | 16GB | 64GB | 16GB | 64GB |
楽天モバイル | 32,800円 | ー | 19,700円 | ー |
OCNモバイルONE | 18,800円 | ー | 36,800円 | ー |
BIGLOBEモバイルや楽天モバイルなどのMVNOの端末価格は若干高いようにも見えますが、料金プランが安いのでトータルで見るとMVNOの方が安くなる場合がありますので、一概にUQ mobileやY!mobileの方が安いとは言えないのがポイントとなります。
まとめ:iPhone 6s・iPhone SEの特徴比較
最後にiPhone 6s・iPhone SEのどっちがいいのかを特徴をまとめたいと思います。
iPhone 6sの特徴
- 画面サイズが4.7インチとちょうど良くバランスが取れている
- ディスプレイ解像度が高いので一度に表示できる情報量が多い
- 第2世代のTouch IDを搭載しており素早いロック解除ができる
- 本体の厚みが薄くて持ちやすい
4.7インチのディスプレイはモバイル性と作業性の二つを持ち合わせたバランスの取れた大きさになっており、iPhone 6sは本体の厚みが7.1mmと薄くなっていて丸みを帯びたデザインになっているので、大きさの割に手に馴染み使いやすいのが特徴となっています。
iPhone SEの特徴
- 画面サイズが4インチと小さい
- 本体の厚みが7.6mmと少しだけ厚いが本体サイズが小さいので持ちやすい
- 女性でも片手操作ができる
- バッテリー持ちが良い
- 価格が安い
とにかく片手操作にこだわるのであればiPhone SEの一択になるのかなと思います。また、価格も安くUQ mobileでは0円でiPhone SEを購入することもできるのでとにかく安く購入したいならiPhone SEはオススメの端末となっています。
iPhone 6sとSEを買うことができるのは
iPhone SEに関してはdocomo・au・SoftBankの大手キャリアでも取り扱いをしていますが、iPhone 6sは現在はUQ mobileやY!mobileを含むMVNOでしか購入することができません。
iPhone 6sとiPhone SEを買うことができる格安SIM業者をまとめました。
- UQ mobile
- Y!mobile
- BIGLOBEモバイル
- 楽天モバイル
- OCNモバイルONE
iPhone 6sとSEはau・SoftBankの回線でもテザリング機能を問題なく使うことができるので、UQ mobileかY!mobileで購入するのが良いのかなと思います。この2社は他のMVNOと違って昼や夜など回線が混み合う時間帯でも通信速度が低下してしまうということがないので、安心して使うことができるのでオススメ。
また、Y!mobileは端末代を割引をしてくれるので、iPhone SE 32GBなら実質0円で使うことができたりします。