格安SIMは誰でも料金が安くなる?ケータイで通話のみ使っている人は注意!

格安SIMとケータイ

スマホじゃなくてガラケーを使っている人も格安SIMに乗り換えると安くなるのかな?
格安SIMに乗り換えた方が安くなる場合がほとんどだけど、ガラケーの通話機能をメインで使っている人はキャリアのかけ放題プランを使った方が安くなる場合もあるから注意した方がいいかもしれないね。

Contents

格安SIMだから全ての人が安くなるわけではない

大手キャリアの契約から格安SIMに移行することで全ての人の携帯料金が安くなると思われがちですが、一概にそうとも言い切れません。例えば、スマートフォンではなく通話しかできないケータイ(ガラケー)の場合は大手キャリアの契約の方が安く収まる可能性もあるので、ケータイで電話機能しか使わないという人は要注意です。

docomo・au・SoftBankの通話プラン

例えば、NTT docomoだと「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」という月額料金1,200円で国内通話10分間何度でもかけることができるケータイ専用のプランがあります。

あくまで通話のみのプランなのでメールやインターネット接続は一切できませんが、電話しか使う用途がないという方にとっては正義のミカタなプランなのです。この辺りは大手キャリア横並びプランではなくdocomo、au、SoftBankのそれぞれの特徴があるので、よく確認をした方がいいのかもしれません。

キャリア名 主な通話のみプラン
docomo カケホーダイライトプラン(4Gケータイ):1,200円
au スーパーカケホ(4Gケータイ):1,500円(基本料+NET料)
プランZシンプル(3Gケータイ):1,200円
SoftBank ホワイトプラン(4Gケータイ):1,234円(基本料+ウェブ使用料)

通話のみプランで比較してみるとdocomo・au・Softbankなど大手キャリアのケータイ(ガラケー)プランなら1,200円〜1,500円ほどで契約することができるということになりますね。

通話のみ使いたいという人はキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のままの方が安くなることが多そうだねー!

格安SIMはデータ通信プランが基本となっている

一般的な格安SIM業者のプランはデータ通信をすることを前提としたプランが基本となっているので、データ通信プランを契約せずに通話プランのみに加入することはできないのが特徴となっています。

格安SIMの楽天モバイル・BIGLOBE・LINEモバイル・UQモバイルの4社で料金を比較してみます。

MVNO データ通信量を必要最低限にした通話SIMの料金プラン
mineo 500MB+通話:1,310円(通話は20円/30秒)
かけ放題(10分間)オプション追加:2,160円
楽天モバイル ベーシックプラン+通話:1,250円(通話は20円/30秒)
かけ放題(5分間)オプション追加:2,100円
BIGLOBEモバイル 通話+SMS+データ通信:1,400円(通話は20円/30秒)
かけ放題(3分間)or 60分無料通話オプション追加:2,050円
LINEモバイル データ+SMS+音声通話:1,200円(通話は20円/30秒)
かけ放題(10分間)オプション追加:2,080円
UQ mobile データ+音声通話:1,680円(通話は20円/30秒)
かけ放題(5分間)プラン:1,980円(13ヶ月〜2,980円)

5分間または10分間のかけ放題オプションを付けない場合は1,200円〜1,600円程度で契約することができます。しかし、通話するたびに20円/30秒の通話料がかかってしまうのが最大の難点でもあります。

オプションのかけ放題や無料通話を追加することでそれを回避することができますが、そうすると月々の通信費用が2,000円以上かかってしまうことになり、通話機能のみ使いたいユーザーが格安SIMに乗り換えてしまうと、結果的に大手キャリアのケータイプランよりも通信費用が高くなってしまうのです。

格安SIMの場合は通話以外にもデータ通信をすることができるので、メールの受信はちょっとしたインターネットを使うことができるので大手キャリアの通話プランよりも使いやすい部分はあります。

しかし、本当に通話機能しか必要ないという方にとっては、格安SIMで通話に絞ったプランは少しだけ割高感が出てしまいます。

ケータイを使っている場合は大手キャリアの方が安い場合がある

格安SIMの通話SIMはデータ通信が必ず付いてくるので通話のみ契約することができないのが特徴となっています。

なので、通話主体のケータイを使いたい場合はNVNOの格安SIMの月額料金は2,000円ほどとなり、通話だけの契約をすることができる大手キャリアの場合は1,200円程度でケータイを契約することができます。

通話を主体で携帯電話を持つ場合は大手キャリアの方を選んだ方がいいかもしれないね。

ケータイはY!mobile(ワイモバイル)が安いかも?

MVNOではありませんが、ケータイで音声通話機能だけを使うのであれば、Y!mobile(ワイモバイル)が安くなる場合があります。

ワイモバイルはデータ通信なしの通話機能のみを使う事ができる「ケータイプランSS」を月額934円で使うことができます。ワイモバイル・ソフトバンク・ディズニーモバイルのスマホやケータイに電話をかける場合のみ1時〜21時の通話料が無料となるプランで、SoftBankのホワイトプランと同じ仕組みとなっているものですね。

周囲にSoftBankのスマホを使っている人が多いならワイモバイルに乗り換えるとスマホ料金を安くすることができる可能性が高いでしょう。


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