HUAWEI P20 lite / P10 lite / nova lite2のデザイン・スペック・価格の違いを比較!

P20 lite vs P10 lite 違いを徹底比較

HUAWEIから新しい格安スマホがリリースされるって聞いたんだけど、どうなんだろうか?
P20 liteが2018年6月中旬から登場するねー。しかも、今回はUQ mobileやY!mobileからリリースされる他にも大手キャリアのauからもリリースされるという事で、注目されているようだね。

HUAWEI P20 liteはファーウェイのエントリーモデルの1シリーズ「P」の最新モデルとなっており、P10 liteの後継機種ということになります。HUAWEIのPシリーズは2万円〜3万円で購入する事ができる格安スマホなので、購入を考えているユーザーも多いのではないでしょうか。

この記事では、最新機種となるHUAWEI P20 liteとスペックやデザインを旧モデルのHUAWEI P10 liteや別シリーズとなるnova lite 2とともに徹底比較をしていきたいと思います!

HUAWEI P20 lite、P10 lite、nova lite2 違いを比較

HUAWEI P20 lite、P10 lite、nova lite2の3機種で、どのような違いがあるのかを詳細に比較してみましょう。

P20 liteはP10 liteの後継機種でnova lite 2は2018年2月にリリースされた別シリーズモデルとなっていますが、性能や価格帯はほぼ同じラインにいるので合わせて違いについて見ていきたいなと思っております。

P20 lite vs P10 lite vs nova lite2 違い比較

スペックの違い

CPU・GPU・RAM

Zenfone 5Z/5は6.2インチ(2,246 x 1,080ピクセル)のノッチ付きにベゼルレスディスプレイを搭載していますが、Zenfone 5Qは6インチ(2,160 x 1,080ピクセル)のノーマルディスプレイを搭載しています。

モデル P20 lite P10 lite nova lite 2
ディスプレイ 5.84インチ
2,280 x 1,080ピクセル
5.2インチ
1,980 x 1,080ピクセル
5.65インチ
2,160 x 1,080ピクセル
CPU Kirin659
2.36GHz x 4
1.7 GHz x 4
Kirin658
2.1GHz x 4
1.7 GHz x 4
Kirin659
2.36GHz x 4
1.7 GHz x 4
GPU Mali-T830 MP2
RAM 4GB 3GB
ストレージ 32GB(UQ mobile、Y!mobile、SIMフリー)
64GB(au)
32GB
外部ストレージ microSDXC: 256GB microSDXC: 128GB microSDXC: 256GB

P20 liteの基本性能はHUAWEIのSoC「Kirin659」を採用しておりnova lite 2と同等レベルとなっていますが、P20 liteのRAM容量が3GBから4GBに引き上げられたので、今まで以上にアプリの動作がサクサクと機敏に動作する事ができるようになっている事が予想されます。

また、ストレージ容量が旧モデルの32GBよりも多い64GBにグレードアップしています。ただし、UQ mobileとY!mobileで販売されるP20 liteは32GBと少ないストレージ容量になるようです。

ということは、auやSIMフリー版は少しだけ高いということになるのかな?

カメラ

P20 liteの背面カメラはダブルレンズカメラをPシリーズとして初めて搭載しています。

モデル P20 lite P10 lite nova lite 2
背面カメラ 1,600万画素(F2.2、1.12μm)
200万画素(F2.4)
1,200万画素(F2.2、1.25μm) 1,300万画素
200万画素
前面カメラ 1,600万画素(F2.0、1.0μm)
インテリジェント・マッピング
4 in 1ライトフュージョン搭載
800万画素(F2.0) 800万画素
1,600万画素にF2.2の明るいレンズを搭載したメインカメラと200万画素のサブカメラを搭載、200万画素のカメラで深度計測をして写真にボケ効果を付けることができるワイドアパーチャ機能に対応しています。
もう、エントリーモデルでもダブルレンズカメラがスタンダードになってきたね。
そうだね。iPhone 8はシングルカメラだけどiPhone 9(iPhone Xの小型バージョン?)は4.7インチモデルもダブルカメラになる可能性がありそうだね。
また、前面カメラは1,600万画素と一気に高画素化されましたが、4つのピクセルを1つのピクセルとしてまとめて受光感度を4倍に高めることができる4 in 1ライトフュージョンが新たに搭載され、夜間でのセルフィー撮影でも綺麗に撮影することが可能となるようです。

通信機能・その他

モデル P20 lite P10 lite nova lite 2
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) IEEE802.11a/b/g/n (周波数帯域:2.4GHz)
Bluetooth 4.2(デュアル) 4.1 4.2(デュアル)
LTE FDD:Band1/3/7/8/18/19/26/28、TDD:Band41 FDD:Band1/3/5/7/8/18/19/26、TDD:Band41 FDD:Band1/3/5/7/8/19/20
LTE 速度 受信225 Mbps x 4
送信25 Mbps
受信262.5 Mbps
送信50 Mbps
受信150 Mbps
送信25 Mbps
センサー 加速度, コンパス, 環境光, 近接, 指紋センサー、GPS 加速度, コンパス, 環境光, 近接, 指紋センサー、GPS
SIMカードスロット nanoSIMスロット×2
(スロット1のみ4G回線に対応。スロット2はmicroSDカードと共用)
外部ポート USB-C、3.5mmヘッドフォンジャック USB-MicroB 、3.5mmヘッドフォンジャック
生体認証 顔認証、指紋認証 指紋認証 顔認証、指紋認証
バッテリー容量 3,000mAh
サイズ 148.6 x 71.2 x7.4〜8.6 mm 146.5 x 72 x 7.2 mm 150.1 x 72 x 7.45 mm
重量 145 g 146 g 143 g

P20 liteはnova lite 2同様にデュアルBluetooth 4.2に対応しています。

LTEの通信速度は「最大受信225Mbps x 4」と表記されており少し謎な表記方法になっているのですが、auやUQ mobileのWiMAX2+やSoftBank回線を利用しているY!mobileにも対応をしているので、全てのキャリアのSIMカードを使うことができるはずです。

そして、エントリーモデルであるP20 liteの充電ケーブルとしてUSB-Cがついに採用されたのが何よりも嬉しいですね。今まではMate 10 Proやnova 2などの上位モデルにしかUSB-Cは採用されていなかったので、これは他社のエントリーモデルでも普及が進みそうな予感がします。

顔認証と指紋認証に対応

P20 liteは背面パネル側に指紋認証機能を搭載していますが、顔認証機能にも対応をしています。顔認証機能はエントリーモデルではnova lite 2から搭載されましたが、P20 liteも同じように顔認証機能に対応を果たすことになります。

インテリジェント・マッピング機能により顔を3Dで認識させることができるので、比較的精度の高い顔認識を実現しているようで、iPhone Xと同様に目を瞑っている状態では認証させることができないように進化しているようです。また、顔の認証速度は0.8秒とのこと。

iPhone Xで搭載された機能が次々とAndroidのスマートフォンに取り入れられていくね…
そうだよね。しかも3万円の格安スマホで顔認証を使うことができるって凄いよね。特に背面に指紋センサーが付いているスマホは顔認証を付いたことでめちゃくちゃ便利になるよ。
テーブルに置いたままでのロック解除は背面側に搭載していた指紋認証の欠点でもありましたが、顔認証機能があることでテーブルの上に置いたままでもロック解除をすることができるようになるので、使い勝手はかなり向上することは間違いないでしょう。

デザインの違い

P20 liteは背面パネルには前モデルのP10 liteと同じガラス素材を採用しています。nova lite 2はアルミ素材なので、シリーズによって筐体素材の棲み分けがされている感じでしょうか。

P20 lite デザイン

ダブルレンジカメラを搭載しているのでカメラの存在感はかなり高いものになっていますが、nova lite 2は単眼レンズが2つ横並びしたデザインでしたが、P120 liteは2眼レンズで縦並びさせたiPhone Xっぽいデザインになっているのが特徴です。

指紋センサーも四角型から丸型に変更されていますね。四角型の指紋センサーはPシリーズの伝統だったので、少し残念でもありますがスタイル的には丸型の方がカッコいいのかな?

P20 lite vs P10 lite vs nova lite2 違い比較

P20 liteはベゼルレスディスプレイスタイルとなり、上部分はノッチ(切り替え)デザインになっています。nova lite 2も縦長ディスプレイを搭載していますが、ノッチスタイルではなく通常の正方ディスプレイとなっています。

nova lite 2 正面デザイン

nova lite 2

この辺りのデザインの好みが出てきそうですね。個人的にはノッチスタイルはあまり好きじゃないので、正面デザインだけで見るならばnova lite 2の方が良かったりします。

追記:実際にP20 liteを購入したのでレビュー記事を書きました。なかなか良い端末なので参考にしていただければと思います!

価格と購入方法

P20 liteはauか各MVNOで購入することができますが、本体価格はキャリアやMVNOによって異なります。また、Amazonや楽天市場などでも購入することが可能となります。

UQ mobile(UQモバイル)のP20 liteの端末価格

UQ mobileで販売されるP20 liteは32GBモデルとなります。

端末価格は一括28,900円となっていますが、おしゃべり/ぴったりプランで契約することでマンスリー割が適用され、実質端末価格がプランSなら24,100円に、プランM/Lなら12,100円となり、かなり安い金額でP20 liteを購入することが可能となります。

P20 lite 端末価格 28,900円
マンスリー割 プランS -200円 x 24 = 4,800円
プランM -700円 x 24 = 16,800円
プランL
実質端末価格 プランS 24,100円
プランM 12,100円
プランL

プランM(6GB)だと月額2,980円(2年目以降3,980円)と通信料金は高めになってしまいますがP20 liteの実質端末価格は12,100円とかなりリーズナブルなものになっていますね。

Y!mobile(ワイモバイル)のP20 liteの端末価格

Y!mobileで販売されるP20 liteは32GBモデルとなり、端末価格が若干高めに設定されています。

P20 lite 端末価格 45,900円
端末割引 プランS -750円 x 24 =27,400円
プランM -1,250円 x 24 = 15,400円
プランL
実質端末価格 プランS 27,400円
プランM 15,300円
プランL

しかし、端末割引により普通に購入するよりも安く手に入れることができるでしょう。


auのP20 liteの端末価格

auはauピタットプランとデータ定額プランでは端末の実質価格が違います。

auピタットプラン データ定額(1GB) データ定額(3GB)
端末価格 30,000円
MNPで乗り換え -16,200円
アップグレードプログラムEX -8,100円
毎月割 -7,800円(-325円 × 24回)
実質負担 8,100円(337円 × 24回) 30,000円(1,350円 × 24回) 22,200円(925円 × 24回)

auで販売されるP20 liteは64GBモデルと少しだけストレージ容量が大きいものとなっているので、少しだけ価格が高く設定されているのでしょうね。

auピタットプランならP20 liteの実質端末価格は8,100円となるので、UQ mobileよりも安くなりますが、auピタットプランはデータ通信1GBしか使わなかった場合でも2,480円(2年目以降は3,480円)となるので、トータルで見るならUQ mobileの方が安い費用でP20 liteを手に入れることが可能となります。

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