Zenfone 5Z/5/5Q デザインとスペック、価格の違いを徹底比較!
2018年にリリースされるZenfone 5は2014年にリリースされたZenfone 5と全く同じ名称となっています。
4世代(Zenfone 2、Zenfone 3、Zenfone 4)を経て再びZenfone 5の名称が採用されることになったのですが、ASUSの初めてのスマホに名付けられたZenfone 5の名称を再び使うということで「Back To 5」と称してある意味で原点回帰したモデルと言ってもいいのかもしれません。
ちなみに、Zenfone 5は5インチディスプレイを搭載したモデルだったため「5」の冠が付いており、6インチディスプレイが搭載されたZenfone 6というモデルもあったので、2019年にリリースされるASUSのスマホもZenfone 6となる可能性が高く、2年続けて原点回帰を果たすことになるのかもしれませんね(笑)
Contents
Zenfone 5Z、Zenfone 5、Zenfone 5Qの違いを比較
スペックの違い
Zenfone 5Z、Zenfone 5、Zenfone 5Qのスペックでどのような違いがあるのか比較してみましょう。名称からも何となく分かるかと思いますが、Zenfone 5Zがハイエンドモデル、Zenfone 5がスタンダードモデル、Zenfone 5Qがエントリーモデルという位置付けとなっています。
CPU・GPU・RAM
Zenfone 5Z/5は6.2インチ(2,246 x 1,080ピクセル)のノッチ付きにベゼルレスディスプレイを搭載していますが、Zenfone 5Qは6インチ(2,160 x 1,080ピクセル)のノーマルディスプレイを搭載しています。
モデル | Zenfone 5Z | Zenfone 5 | Zenfone 5Q |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 6.2インチ 2,246 x 1,080ピクセル Corning Gorilla Glass 3 |
6インチ 2,160 x 1,080ピクセル |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 845 (オクタコアCPU) 2.8GHz |
Qualcomm Snapdragon 636 (オクタコアCPU) 1.8GHz |
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GPU | Adreno 630 | Adreno 509 | Adreno 508 |
RAM | 6GB | 4GB | |
ストレージ | 128GB | 64GB |
CPUはZenfone 5Zは高性能モデルとなるSnapdragon 845に6GBのRAMを搭載しているので、負荷の高いアプリやゲームもサクサク動作させることが可能となっています。Zenfone 5/5Qは標準的なSnapdragon 636を搭載しており、Zenfone 5は6GBのRAMを搭載しています。
カメラ
背面カメラに関しては3モデルともデュアルカメラシステムを採用しており、800万画素のサブカメラは120°広角レンズを搭載しているので、より広大な景色やその瞬間を撮影することができるようになっています。
モデル | Zenfone 5Z | Zenfone 5 | Zenfone 5Q |
---|---|---|---|
背面カメラ | 1,200万画素(メイン) 800万画素(広角2nd) |
1,600万画素(メイン) 800万画素(広角2nd) |
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前面カメラ | 800万画素 | 2,000万画素(メイン) 800万画素(広角2nd) |
なぜか、エントリーモデルのZenfone 5Qは前面カメラもデュアルカメラ仕様となっていますが、Zenfone 5Z/5の背面カメラはSonyのイメージセンサー・IMX363、レンズの明るさがF1.8、画素ピッチ1.4μ、センサーサイズ1/2.55インチという特徴を打ち出しているので、パーツの性能はZenfone 5QよりもZenfone 5Z/5の方が上になっているのでしょうね。
(Zenfone 5QもSonyのイメージセンサーが採用されていますが、型式が非公開となっています。)
通信機能・その他
Zenfone 5Z/5はBluetooth 5.0に対応し、Zenfone 5Zは4G-LTE(3CA)に対応をしているので、モバイル通信の速度がZenfone 5/5Qよりも速くなる可能性が高そうですね。
モデル | Zenfone 5Z | Zenfone 5 | Zenfone 5Q |
---|---|---|---|
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) | ||
Bluetooth | 5.0 | 4.2 | |
LTE | FDD-LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28 TD-LTE:B38/B39/B41 3CA対応 |
FDD-LTE: B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28 TD-LTE: B38/B39/B41 2CA対応 |
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センサー | GPS、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー、RGBセンサー、NFC | GPS、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー、NFC | |
SIMカードスロット | nanoSIMスロット×2 (両スロットとも4G/3G/2G回線に対応) (スロット2はmicroSDカードと共用) |
nanoSIMスロット×2 (両スロットとも4G/3G/2G回線に対応) |
|
microSDカード | microSDカードSIMカードスロット2と共用 | 専用スロットあり | |
サウンド | デュアルスピーカー、Hi-Res、TS Headphone:X、SonicMaster 5.0、トリプルマイク内蔵 | モノラルスピーカー、デュアルマイク内蔵 | |
外部ポート | USB-C、3.5mmヘッドフォンジャック | USB-MicroB 、3.5mmヘッドフォンジャック | |
生体認証 | 顔認証、指紋認証 | ||
バッテリー容量 | 3,300mAh | ||
サイズ | 153 x 75.6 x7.7 mm | 160.5 x 76 x 7.7 mm | |
重量 | 165 g | 168 g |
顔認証と指紋認証に対応
3モデルとも顔認証と指紋認証に対応をしています。
顔認証機能はAppleがiPhone XがFace IDとして採用したことをきっかけにAndroidスマホにも顔認証の波が来ていますが、ASUSはZenfone 5シリーズ全てのモデルにおいて顔認証と指紋認証のデュアル生体認証機能を採用したことになります。
iPhone Xは指紋認証のTouch IDを捨て顔認証のFace IDを採用しました。マスクをしていると認証できない、布団の被りながらだと認証できないといった使い辛い部分もありましたが、Zenfone 5では顔認証も指紋認証もどちらも使用できるので、このような問題はほぼ解決することになります。
また、背面指紋認証の欠点でもあったテーブルの上に置いたままでも顔認証を利用することでロック解除をすることができるのは、大きな進化と言っていいでしょう。
デザインの違い
Zenfone 5ZとZenfone 5の二つのモデルのデザインは全く同じとなっており、背面パネルには8層の光学コーティングで仕上げたボディーにガラスを採用、サイドフレームには航空機材にも使用されるレベルのアルミニウムを使用しています。
航空機材ということはiPhone 7やiPhone 8などの7000シリーズのアルミニウムと同等レベルのものが採用されているのかもしれませんね。
Zenfone 5Qも同じく背面パネルにガラス素材が使用されていますが、8層コーティングは施されておらず通常の光学コーティングで仕上げられ、Zenfoneらしい同心円の模様は省略されたデザインになっています。
こうやって比べてみると確かにガラス部分の処理方法が違うということは分かりますね。おそらく、サイドフレームも航空機材のアルミは採用されていないのかもしれません。
価格
Zenfone 5シリーズの価格は以下の通りです。
モデル | Zenfone 5Z | Zenfone 5 | Zenfone 5Q |
---|---|---|---|
価格 | 69,800円 | 52,800円 | 39,800円 |
ハイエンドモデルのZenfone 5Zは思っていた以上に安い価格設定かもしれませんね。HUAWEI Mate 10 Proは9万円以上しますし、性能の割にリーズナブルと言っていいかもしれません。その代わり、エントリーモデルのZenfone 5Qの39,800円という価格設定はちょっと高いかもしれないですね。
HUAWEI P10 Liteは26,000円ほどから購入することができますし、今後どれくらい価格が下がるのかが気になるところです。おそらく、Zenfone 5Qは今後の売れ筋端末になるはずですし、何よりもレッドモデルがかなりカッコいい!
購入するには?
Zenfone 5Z、Zenfone 5、Zenfone 5Qは各MVNO、Amazonなどで購入することが可能となっています。その中でも早めに販売を開始しているのがNifMoとなっているので、Zenfone 5を早めにゲットしたい人は早めに申し込みしましょう!
ちなみにすでにNifMoを利用しているユーザーに対しては機種変更割引を受ける事ができるので、普通に購入するよりも安くZenfone 5シリーズを手に入れる事が可能となっています。
Zenfone 5Qのルージュレッドモデルを購入したので、レビューしました!
Amazonや楽天でも取り扱いを開始しました。MVNOを経由せずに購入できるので、すでにMVNOの格安SIMを使っていて機種変更するのは難しいという方はAmazonや楽天から購入するのがオススメです。