Zenfone 5Q スペック・評価・レビュー!レッドが格好いい低価格モデル!

Zenfone 5Q レビュー

ASUS Zenfone 5Qってお手頃価格で買うことができるスマホだから、ちょっと気になってるんだよね。
Zenfone 5QはASUSが2018年にリリースしたZenfon 5<シリーズの低価格モデルだよね。価格の割にクアッドカメラ仕様になっていたり、かなり性能の高いスマホだから、とても良いと思うよ。

Zenfone 5QはASUSが2018年にリリースしたZenfone 5シリーズ(Zenfone 5Z/5/5Q)の下位モデルとなっており、一番購入しやすい端末価格になっているので、キャリアから格安SIMに乗り換えるついでにZenfone 5Qに機種変更するのもかなりオススメです。

個人的にもZenfone 5Qはかなり気になっており、実際に購入してみたのでZenfone 5Qをレビューしていきたいと思います。

Contents

Zenfone 5Q 徹底レビュー!

どこで購入できる?端末代金は?

Zenfone 5Qはキャリアでは取り扱いをしていないスマートフォンとなっており、ASUSのオンラインショップで購入するか、Amazon・楽天で購入するか、Zenfone 5Qを取り扱いをしている各MVNOで購入することになります。

Zenfone 5Q、Zenfone 5、Zenfone 5Zの端末価格(定価)は以下のとおり。

  • Zenfone 5Z:69,800円
  • Zenfone 5:52,800円
  • Zenfone 5Q:39,800円

Zenfone 5Qの端末価格はHUAWEI P10 liteやnova lite 2に比べると少し割高感はありますが、ASUSのナンバリングモデルは性能が比較的高いので仕方ありません。もっと安いモデルが欲しいなら派生モデルのZenFone Max Plus(M1)やZenfone 4 Maxなどを選ぶべきでしょう。

各MVNOでもZenfone 5Qを購入することができます。

  • NifMo:37,778円
  • IIJmio:37,800円
  • DMMモバイル:39,800円
  • イオンモバイル:39,800円

まだ取り扱いをしているMVNOが少ないのですが、NifMoが現時点では最安値で購入することができるでしょうか。

Zenfone 5Qのレッドモデルがカッコイイ!

Zenofone 5Z/5はブラック・シルバーといったオーソドックスなカラーしか選ぶことができませんが、Zenfone 5Qはルージュレッドという、めちゃくちゃ鮮やかなレッドモデルを選ぶことができるようになっています。

今回、購入したZenfone 5Qはもちろん、ルージュレッドです。

Zenfone 5Q レッドモデル

わお!めちゃくちゃカッコいいじゃん〜!
でしょ?最近、8万円ほどするiPhone 8/8 PlusのProduct Redモデルが登場したけど、Zenfone 5Qなら半額の4万円で鮮やかなレッドモデルを手に入れることができるだよ!

Zenfone 5Qの背面パネルはガラス素材が採用されており、非常に美しいボディデザインを実現しています。

Zenfone 5Q 背面パネル

サイドフレームはアルミ素材となっており、ディスプレイと背面ガラスを挟み込むようなデザインとなっています。本体右側に音量ボタンと電源ボタンが搭載されています。

Zenfone 5Q サイドフレーム

本体左側にSIMカードスロットが搭載されています。

Zenfone 5Q SIMカードスロット

電源ポートはUSBマイクロBが採用されているので、従来のAndroidスマホの電源ケーブルをそのまま使うこともできるでしょう。(本当はUSB-Cを搭載して欲しかった…)

Zenfone 5Q 電源コネクタ

3.5mmヘッドフォンジャックは本体上に搭載されています。

Zenfone 5Q ヘッドフォンジャック

ヘッドフォンジャックは廃止されるスマートフォンが多い中でZenfone 5Qは今までの優先ヘッドフォンを安心して使うことができますね。

背面・前面ともにデュアルカメラ搭載

背面上部中央に指紋認証センサーとデュアルレンズカメラが搭載されています。

Zenfone 5Q デュアルカメラと指紋認証

下に搭載されている1,600万画素のイメージセンサーがメインカメラとなっており、上に搭載されているのは800万画素のセカンドカメラとなっています。そして、セカンドカメラは120°の広角レンズを搭載しているのが特徴となっており、より広い画角の写真を撮影することができるようになっています。

  • メインカメラ:1,600万画素 f2.2
  • セカンドカメラ:800万画素 f2.4 120°広角レンズ

同じくデュアルレンズカメラのApple iPhone XやiPhone 8 Plusはワンタップで望遠(光学2倍)に切り替えをすることができますが、Zenfone 5Qは広角レンズを搭載したことで、ワンタップで広角(120°広角)に切り替えをすることができるようになっています。

Zenfone 5Q 広角カメラ切り替え

通常撮影と広角撮影でどれくらい画角が変わるのかを実際に撮影してみました。

まずはメインカメラです。普通の画角なので散歩などでは使いやすいと言えるでしょう。

Zenfone 5Q メインカメラ

次に広角レンズに切り替えて撮影をしてみました。これ、同じ場所から撮影しているんですよ。なのに、かなり手前から広く撮影する事ができているのが分かります。

Zenfone 5Q 広角カメラ

ちなみに、Zenfone 5Qのカメラは色合いが鮮やかになるように設定されているようなので、人物撮影にも比較的向いているのかなと感じます。

また、メインカメラとセカンドカメラの画像を合成することで実現している超解像度モード(6500万画素)で撮影をすることも可能となっており、広角側での撮影は3200万画素で撮影をする事ができます。

6500万画素ってヤバイね…
確かにねー。でも、実際に使ってみると超解像度になってるかどうかよく分からないんだよね(笑)

あくまで擬似的に解像度を高くしているだけなので画質が大幅に向上するということはなく、基本的な画質は通常の1600万画素のものと変わらないように見えます。データサイズが10MB近くにまで増えてしまい使い勝手がかなり悪くなるので、常用はしない方がいいように感じます。

また、前面のカメラも広角レンズを搭載したデュアルカメラが搭載されています。しかも、LEDフラッシュも搭載されているので暗いところで自撮りもする事ができます。Zenfone 5Q 前面デュアルカメラ

前面側にも120°広角レンズを搭載しているので、集合写真を撮影するときに便利ですし、セルフィ写真をよく撮影する人にとっては前面カメラのデュアルカメラ仕様は嬉しいかもしれませんね。

ちなみに、Zenfone 5Qのカメラ機能には背景をボカす事ができるポートレートモードが搭載されていますが、人物と認識したものじゃないと有効とならない仕様となっているようです。

CPU・GPUの性能

Zenfone 5QはQualcomm Snapdragon 636を搭載しています。Snapdragon 636はミドルレンジ向けのモバイルプロセッサで、Zenfone 4の下位モデルに採用されていたSnapdragon 630の後継プロセッサとなっており40%ほど性能が向上しています。

  • CPU:8コア(Kryo 260 )
  • クロック周波数:1.8GHz
  • プロセスルール:14nm FinFet
  • GPU:Qualcomm Adreno 509
  • RAM:4GB LPDDR4
  • LTE:Cat.12(下り600 Mbps、上り150Mbps)

Geekbench 4でCPUとGPUの性能を計測してみました。

Zenfone 5Q CPU Snapdragon 636

  Zenfone 5Q iPhone 6s
CPU Snapdragon 636 A9
CPU シングルコア 818 2505
CPU マルチコア 4081 4363
GPU マルチコア 3722 3120

参考までに性能が近いiPhone 6sのスコアも記載しましたが、Zenfone 5QのCPUの性能は2016年にリリースされたiPhone 6sと同等となっていますが、OSが違いRAMの容量が4GBと大容量なので単純比較することはできないのかなと思います。

顔認識機能と指紋認証機能を搭載

Zenfone 5Qは背面パネルに指紋センサーを搭載し指紋認証による画面ロック解除をする事ができます。そして、顔認証機能も新たに搭載されたのでスリープ解除するだけで顔認証されて画面が自動的にロック解除されるので、めちゃくちゃ便利になりました。

Zenfone 5Q 顔認証機能

iPhone Xのようにプロジェクターカメラを使って立体的に顔を認識しているわけではないので、似ている人が使うと認証される可能性があるという、少し微妙な感じではありますが、指紋認証の補助的な機能だと割り切れば、かなり使い勝手は良いのかなと感じます。

例えば、スマートフォンをテーブルに置いたままだと背面に搭載されている指紋センサーに触れる事ができませんが、顔認証機能を使う事でテーブルにスマホを置いたままロック画面解除する事ができますよね。

これは、めちゃくちゃ便利だと思います。

トリプルカードスロット搭載

Zenfone 5QはnanoSIMカードを2枚同時に入れる事ができます。しかも、スロット1・スロット2ともに4G/3G/2Gに対応しており、microSDカードも専用スロットが用意されているので、microSDカードを入れても2枚のSIMカードを入れて通信をする事が可能となるのです。

トリプルカードスロット Zenfone 5Q

つまり、2枚のSIMカードを入れてSIMカードをOS側で切り替える事できるので、状況に応じてキャリアを変更したり、MVNOを変更して使う事ができるということになります。

DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)

もちろん、docomo回線だけではなくau・SoftBank回線のSIMカードを入れて通信をする事ができるので、使い勝手はかなり良いのかなと感じます。なお、Zenfone 5QのLTE通信の速度はSnapdragon 636がLTE Cat.12に対応しているので、下り600 Mbps、上り150Mbpsの高速通信をする事ができます。

まとめ:低価格モデルのZenfone 5Qはオススメ!

Zenfone 5は52,800円ですが、Zenfone 5Qは39,800円と4万円を切る価格で購入することができます。

しかし、安いからといって安物っぽさはこれっぽっちも感じませんし、レッドモデルはZenfone 5Qにしかないので、むしろ低価格のZenfone 5Qが欲しいと感じる方も多いのかなと思います。

Zenfone 5Q レッドモデル

もっと高機能なスマホが欲しいなら、Zenfone 5Z/5やHUAWEI Mate 10 Proの方がいいのかなとは思います。特にカメラの機能がHUAWEIは優れているので。

Zenfone 5Qは、Amazon・楽天で単体で購入する事ができるモデルとなっています。

MVNOでも購入する事ができますが、現在はNifMo、IIJmio、DMMモバイルなど限られたMVNOでしか取り扱いをしていませんが、キャリアからの乗り換えついでにZenfone 5Qに機種変更を検討しているのなら、NifMoが通信速度も比較的安定していてい速いのでオススメですよ!


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