楽天モバイル 組み合わせプランとスーパーホーダイ、どっちがいいか徹底比較!
楽天モバイルにはデータ通信量と音声通話にかけ放題オプションを追加したりする「組み合わせプラン」と、かけ放題オプションがセットされた「スーパーホーダイ」の二つの料金プランがあります。
この記事では、「組み合わせプラン」と「スーパーホーダイ」の特徴や違いについて徹底解説をしていきたいと思います。
追記:2018年7月よりスーパーホーダイがリニューアルしキャッシュバックシステムが廃止される代わりに料金割引したプランとなります。さらに大容量プランとして24GBのデータ通信をすることができるLLプランも登場します。
Contents
楽天モバイルの料金プランの違い
組み合わせプラン・スーパーホーダイの違いと特徴
組み合わせプラン
楽天モバイルの「組み合わせプラン」は昔からある料金プランとなっており、データ通信量を(ベーシック・3.1GB・5GB・10GB・20GB・30GB)から自由に選択することができ、データSIM・050SIM・通話SIMといった3種類のSIMから契約することができるようになっています。
プラン | データSIM (SMSなし) |
050データSIM (SMS付き) |
通話SIM |
---|---|---|---|
ベーシック | 525円 | 645円 | 1,250円 |
3.1GB | 900円 | 1,020円 | 1,600円 |
5GB | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GB | 2,260円 | 2,380円 | 2,960円 |
20GB | 4,050円 | 4,170円 | 4,750円 |
30GB | 5,450円 | 5,520円 | 6,150円 |
データSIMはデータ通信しかすることができないSIMカードで音声通話をする必要がない場合の使用に適しています。
通話SIMは音声通話ができるSIMで、ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアからの乗り換えに適したSIMカードとなっており、格安SIMに乗り換えをするほとんどの方は通話SIMを選ぶことになるでしょう。
また、楽天モバイルでは月額850円で国内通話が何度でも5分かけ放題となるオプションを追加することができ、通話SIM(3.1GB)に5分かけ放題オプションを追加することで月額2,450円で完全なる携帯電話の機能を手にすることができるということになります。
050SIMカードについて
楽天モバイルには050データSIMと呼ばれるSIMカードがあります。
他社の格安SIMサービスでもデータSIMはSMS機能なし・ありから選ぶことができるようになっていますが、楽天モバイルのSMS機能付きデータSIM(050データSIM)は050のIP電話の番号を無料でもらうことができるのが特徴となっています。
050IP電話はインターネット回線を使った通話サービスで、データSIMのモバイル回線を使って電話をかけることができるものとなっています。
通常の携帯電話の番号や固定電話にも電話をかけることができるので、いつも使っている070・080・090の携帯電話と同じような感覚で電話を使うことができるのが050IP電話のいいところです。しかも、通話料金がめちゃくちゃ安いんですよね。
ただし、「110」や「119」の緊急通報など一部の電話番号宛に発信することができないので050SIMをメインで使う場合は少し注意をしないといけませんね。
とはいえ、通話SIM(3.1GBプラン)だと月額1,600円必要なのに対し、050SIM(3.1GBプラン)なら月額1,020円で利用することができるのはコストパフォーマンスは非常に高いといえるでしょう。
もし、今までキャリアで使っていた電話番号が変わってもいいのであれば、思いきって既存のキャリアを解約してしまって、050SIMを新規契約をするというのもアリなのかもしれません。
スーパーホーダイ
スーパーホーダイは2018年7月に新しいプランにリニューアルします。旧プランと新プランの違いについてはこちらの記事で詳しく書いているので参考にしていただけたらと思います。
楽天モバイルの「スーパーホーダイ」は通話SIM専用プランで、データと国内通話5分かけ放題オプションがセットになったプランです。データ容量を(2GB・6GB・14GB・24GB)から選ぶことができるようになっています。
楽天モバイルの組み合わせプランで高速通信データを使い切ると200kbpsに速度制限がかかってしまいますが、スーパーホーダイはデータ量を使い切ったとしても1Mbpsの速度を出すことができるプランとなっています。(お昼と夜の一部の混み合う時間帯は300kbpsに速度制限)
プランS | プランM | プランL | (新)プランLL | |
データ通信 | 2GB | 6GB | 14GB | 24GB |
高速通信を使い切っても1Mbps (12:00~13:00、18:00~19:00は最大300kbps) |
||||
音声通話 | 楽天でんわアプリを使って国内通話が10分以内かけ放題 (それ以外は20円/30秒の従量制通話) |
|||
楽天非会員 | 2,980円 | 3,980円 | 5,980円 | 6,980円 |
楽天会員 | 2年まで:1,480円 3年目以降:2,980円 |
2年まで:2,480円 3年目以降:3,980円 |
2年まで:4,480円 3年目以降:5,980円 |
2年まで:5,480円 3年目以降:6,980円 |
楽天ダイヤモンド会員 | 1年目:980円 2年目:1,480円 |
1年目:1,980円 2年目:2,480円 |
1年目:3,980円 2年目:4,480円 |
1年目:4,980円 2年目:5,480円 |
スーパーホーダイは楽天会員になることを前提としたプランとなって(非会員でも加入できますが料金が高い。)いますが、3年契約をすることでスーパーホーダイのプランS(2GB)なら国内通話10分かけ放題で2年間は1,480円(3年目以降:2,980円)で利用することができます。3年目以降は通常料金になってしまうのでお得感はかなり減ってしまいますが、それでもかなり安い金額でスマホを使うことができるようになります。
そうだね。2年間だけとはいえ月額1,480円で2GBのデータ量を使うことができて、10分かけ放題になるんだから、めちゃくちゃ安いよね。
旧スーパーホーダイは14GBまでしかデータ通信をすることができませんでしたが、新スーパーホーダイなら24GBまで選べるようになったので、動画コンテンツなどをたくさん楽しみたいという方はより使い勝手の高いもプランに進化を果たしていることになります。
スーパーホーダイは長期契約で20,000円のキャッシュバック(旧プラン)
↓↓↓ここから少しだけ旧スーパーホーダイの内容となります。↓↓↓↓
楽天モバイルのスーパーホーダイは長期契約することでキャッシュバックを受けることができます。
- 3年契約:20,000円キャッシュバック(実質基本料 9ヶ月)
- 2年契約:10,000円キャッシュバック(実質基本料 4.5ヶ月)
- 1年契約:キャッシュバックなし
スーパーホーダイの3年契約なら20,000円、2年契約なら10,000円のキャッシュバックをもらうことができます。
仮に2年契約にした場合で基本料金換算すると月々416円の割引を受けることができる計算となるので、プランS(2GB)の2年平均の料金は2,064円と組み合わせプランよりもかなり安くなります。
- 組み合わせプラン(3.1GB+5分かけ放題):2,450円
- スーパーホーダイ(1年):2,480円(2年平均) = 2,480円
- スーパーホーダイ(2年):2,480円(2年平均)- 416円 = 2,064円
- スーパーホーダイ(3年):2,647円(3年平均)- 556円 = 2,091円
↑↑ここまで↑↑
スーパーホーダイの違約金について
2018年6月14日19:59までに契約した場合
2017年9月1日~2018年6月14日19:59にスーパーホーダイを申し込みの方は長期契約をして途中で解約をしてしまうと、以下の違約金が必要となって来るので注意しましょう。
3年契約をしていて1年目で契約解除をすると29,800円の違約金、2年目で契約解除すると19,800円の違約金となります。
といっても、よくこの数字を見れば分かるのですが、楽天モバイルでは組み合わせプランの音声通話SIMでも1年以内に解約をするとキャッシュバックを受けた分だけが違約金プラスされているだけなので、よく見ると損をしていることはないのかなと思います。
2018年6月14日20:00以降に契約した場合
2018年6月14日20:00以降に申し込みの方は3年以内に解約をしたら9,800円の契約解除料金が必要となります。
月々の料金から割引をする形になったので、違約金を高くする必要がないのが、新スーパーホーダイのいいところでもありますね。これは分かりやすくていいのではないでしょうか。
10分かけ放題が必要なければ組み合わせプランがおすすめ
旧スーパーホーダイの場合は電話をあまりかけない人はかけ放題オプションのない組み合わせプランにした方が通信料金を抑えることができましたが、新スーパーホーダイは通話SIMのかけ放題オプション無しの料金よりも安いという衝撃の事実が…。
- 組み合わせプラン(3.1GB):1,600円
- 旧スーパーホーダイ(2年):2,480円(2年平均)- 416円 = 2,064円
- 新スーパーホーダイ(2年):1,480円
- 新スーパーホーダイ(3年目以降):2,980円
ただし、3年目以降が1,500円も料金が上がってしまうので、電話をあまりかけることがなく3年間の長期利用で考えているなら音声通話SIMの組み合わせプラン(3.1GB)を選んだ方が結果的に安くなります。
組み合わせプランとスーパーホーダイの違いまとめ
楽天モバイルの料金プランは「組み合わせプラン」と通話SIM専用の「スーパーホーダイ」があり、違いをまとめるとこんな感じ。
プラン | 組み合わせプラン(通話SIM) | スーパーホーダイ |
---|---|---|
データ通信料 | ベーシック・3.1GB・5GB・10GB・20GB・30GB | 2GB・6GB・14GB・24GB |
料金 | 1,250円〜6,150円 | 2,980円〜6,980円 |
10分かけ放題 | 850円 | 付き |
速度制限 | 200bps | 1Mbps(一部の時間帯は300kbps) |
最低利用期間 | 1年 | 1〜3年 |
料金割引 | なし | ・楽天会員で2年契約で2年間 1,000円割引 ・楽天会員で3年契約で2年間 1,500円割引 |
初月特典 | あり | なし |
電話しないからデータ通信だけしたいという場合は「組み合わせプラン」を選択するしかありませんが、音声通話SIMで10分かけ放題オプションを付けたい場合は「スーパーホーダイ」で長期契約をすることでお得に楽天モバイルを利用することが可能となります。
楽天モバイルでは数多くのスマホを取り揃えていてiPhone SEやiPhone 6sを安く購入することができるので、キャリアからの乗り換えにおすすめです。