mineo(マイネオ)ドコモ回線の通信速度は?実際の実測速度と評価について!
mineo(マイネオ)は株式会社ケイ・オプティコムが運営している格安SIMでドコモ回線のDプラン、au回線のAプラン、ソフトバンク回線のSプランから好きな回線を選んで契約することができるトリプルMVNOが最大の特徴で、データ通信速度も他のMVNOよりも速くて安定しているのでとても使い勝手の良い格安SIMサービスとなっています。
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mineo(マイネオ)のDプランの実際の通信速度は?
格安SIMの契約者シェアは1位がIIJ、2位がOCNモバイルONE、3位が楽天モバイルが続き4位にmineo(マイネオ)がランクインしています。なので、決してユーザー数は少なくはないMVNOとなっていますが、データ通信速度は非常に安定していて定評があるのです。
もちろん定期的に帯域の増強をしているなどの理由があるのかもしれませんが、ドコモとauのそれぞれの回線を使うことができるので上手くユーザー数を分散させることができているのかもしれないですね。
マイネオ(Dプラン)と楽天モバイルの通信速度の違い
格安SIMの通信速度は場所、端末の違いによって同じSIMカードでも通信速度に差が生じてしまうので単純比較をすることはできませんが、mineo(マイネオ)と楽天モバイルで通信速度がどれほど違うのかを比較してみました。
計測場所は金沢市郊外で16:46にRBB SPEEDを使って計測をしています。
MVNO | mineo(マイネオ)Dプラン | 楽天モバイル |
---|---|---|
下り速度 | 72.29Mbps | 6.77Mbps |
上り速度 | 11.83Mbps | 11.13Mbps |
回線品質(ping) | 90ms | 72ms |
時間帯は込み合う時間帯ではない通常時ですが、mineo(マイネオ)Dプランは軽々と50Mbpsを越えて72.29Mbpsという超高速通信を記録しました。同じ時間に計測した楽天モバイルよりも10倍も通信速度が速いとはちょっと驚きです。
マイネオの1日通しての実際の通信速度と評価
1日を通してmineo(マイネオ)の速度を計測してみました。
時間 | 下り速度 | 上り速度 | 回線品質(ping) |
---|---|---|---|
2/4 10:36 | 37.97Mbps | 11.53Mbps | 71ms |
2/4 12:38 | 61.84Mbps | 16.38Mbps | 67ms |
2/4 15:53 | 51.15Mbps | 10.49Mbps | 84ms |
2/4 17:06 | 37.11Mbps | 13.54Mbps | 79ms |
2/4 18:30 | 54.42Mbps | 9.19Mbps | 70ms |
2/4 20:42 | 56.94Mbps | 12.75Mbps | 302ms |
2/5 8:39 | 67.50Mbps | 19.73Mbps | 71ms |
2/5 10:48 | 30.76Mbps | 12.71Mbps | 52ms |
2/5 11:03 | 56.75Mbps | 20.35Mbps | 71ms |
2/5 11:22 | 60.60Mbps | 19.00Mbps | 63ms |
2/5 12:03 | 8.41Mbps | 15.85Mbps | 94ms |
2/5 12:25 | 0.77Mbps | 12.84Mbps | 150ms |
2/4は日曜日だったので12時から13時の時間帯の通信速度が極端に低下してしまうということはなく61.84Mbpsの下り速度が出ていました。
しかし、次の日の平日12時から13時の間は0.77Mbpsと通信速度が落ちてしまい昼休みにインターネットに接続したユーザーが多かったということなのでしょう。お昼休みの時間帯に速度が落ちてしまうのは他のMVNOも同じでこの時間帯に速度が落ちてしまうので仕方のないところなのかもしれません。)
マイネオでもお昼の時間帯の速度低下は避けることはできませんが、それ以外の時間帯に関してはかなり速いデータ通信速度が出るのでドコモから乗り換えたとしても体感では違いを感じることはできないレベルとといっていいでしょう。
ちなみに、計測で使用した端末はLTE通信の速度が速いiPhone 8なので、iPhone 7やiPhone 6sといった旧モデルで使用の際は若干ですが、通信速度が遅くなってしまうので何としても速度優先で格安SIMを使いたいのであればiPhone 8/8 PlusやiPhone Xなどの最新モデルを使うことをオススメします。
mineo(マイネオ)の料金プランは豊富で選び放題
mineo(マイネオ)Dプランの料金は一番少ないデータプランは500MBからで、1GB、3GB、6GBに続き10GB、20GB、30GBの大容量プランも選ぶ事が可能となっています。
docomo | データ通信専用 シングルタイプ(+SMSあり) |
音声通話付き デュアルタイプ |
---|---|---|
500MB | 700円(+120円) | 1,400円 |
1GB | 800円(+120円) | 1,500円 |
3GB | 900円(+120円) | 1,600円 |
6GB | 1,580円(+120円) | 2,380円 |
10GB | 2,520円(+120円) | 3,220円 |
20GB | 3,980円(+120円) | 4,680円 |
30GB | 5,900円(+120円) | 6,660円 |
DプランのSMS機能は音声通話SIM(デュアルタイプ)は申し込み不要で自動的にSMSが使える状態になりますが、データ通信専用(シングルタイプ)でSMSを利用する場合SMS機能付きのSIMカードを申し込む必要があります。
また、mineo(マイネオ)の音声通話SIMはオプションで国内通話10分間を無料となる「mineoでんわ 10分かけ放題」か最大30分または60分通話定額となる「通話定額30/60」を付けることができます。
- mineoでんわサービス(10円/30秒):無料
- mineoでんわ 10分かけ放題:850円/月
- 通話定額30:840円/月
- 通話定額60:1,680円/月
他社の格安SIMのかけ放題オプションは850円/月で5分間というところもありますが、mineo(マイネオ)は10分間も無料で通話をすることができるので電話をよくかける方も安心して使うことができるでしょう。
フリータンク・パケットギフトの独自サービス
mineo(マイネオ)は様々の独自サービスを展開しているのですが、その一つがフリータンクという独自のサービスがあります。
フリータンクは使い切れなかったデータ容量をタンクに寄付したり、データ容量が足りなくなった時にフリータンクからデータ容量を引き出すことができるサービスです。
引き出すことができる最大容量は1GBとなっています。
さらに、余ったデータ容量(パケット)を誰とでも分け合えることができるパケットギフトというサービスもあり、家族間だけではなく友達にも気軽にデータ容量をシェアすることができるのが特徴となっています。
まとめ:通信速度がそこそこ速いマイネオはおすすめ
今回はmineo(マイネオ)ドコモ回線のDプランの実際の通信速度について詳しく紹介しました。他のMVNOと比較しても速い通信速度が出ており安定しているので、格安SIMだから使いにくくなってしまうということはほとんどないのかなと思います。
プランもかなり自由に設定する事ができるので、それぞれの環境にあった使い方ができると思うのでmineo(マイネオ)はかなりオススメです。