LINEモバイルのデメリットとは?乗り換え前に押さえておきたい注意点について!

LINEモバイル デメリット

LINEモバイルってSNSのデータ消費しないから良いと思うんだけど、デメリットとか注意しないといけないことってあるのかな?
そんなに目立ったデメリットはないのかなとは思うんだけど、スマホの端末価格が他のMVNOと比べると高めに設定されているのが少しだけ気になるかな。

LINEモバイルはSNSのLINEのLINE株式会社が運営しているだけあり、SNSを利用するときにかかってしまうデータ通信量が消費しないフリーカウントといLINEやTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSを多用しているユーザーにとっては嬉しい独自のサービスを展開しています。

Contents

LINEモバイルのデメリット・注意点

異なるプランへの切り替えができない

LINEモバイルはLINEフリープラン(1GB)とコミニュケーションフリープラン(3GB・5GB・7GB・10GB)・MUSIC+プランの3つのプランをベースに、データSIM・データSIM(SMSあり)・音声通話SIMの3つのタイプを組み合わせるプランとなっています。

データプラン データSIM 音声通話SIM
LINEフリープラン 1GB SMSなし:500円
SMSあり:620円
1,200円
コミュニケーションフリープラン 3GB 1,110円 1,690円
5GB 1,640円 2,220円
7GB 2,300円 2,880円
10GB 2,640円 3,220円
MUSIC+プラン 3GB 1,810円 2,390円
5GB 2,140円 2,720円
7GB 2,700円 3,280円
10GB 2,940円 3,520円

フリープランとコミュニケーションフリープランとわざわざプラン名が違うのは、データ消費をしないデータフリーとなるSNSの範囲が異なるからなのでしょう。

  • フリープラン:LINEのみデータ消費ゼロ
  • コミュニケーションプラン:LINE、Twitter、facebook、Instagram データ消費ゼロ
  • MUSIC+プラン:LINE、Twitter、facebook、Instagram、LINE MUSIC データ消費ゼロ

データ容量を後から変更することは基本的には可能となっています。

例えば、LINEフリープラン(1GB)の音声通話SIMからコミュニケーションフリープラン(3GB・5GB・7GB・10GB)の音声通話SIMへの切り替えは可能となっています。その逆の切り替えもできます。

しかし、LINEフリープラン(1GB)のデータSIMからコミュニケーションフリープラン(3GB・5GB・7GB・10GB)のデータSIMへの切り替えはできない仕様となっているので注意しましょう。

LINEモバイル プラン変更

音声通話SIMならLINEフリープラン ⇄ コミュニケーションフリープランの切り替えはできますが、データSIMだとそれができなくなってしまうのです。おそらくMUSIC+プランも同様でしょうね。

また、データSIMから音声通話SIMにサービスタイプを切り替えることもできないので、データSIMを使っていたけど音声通話SIMを使いたい場合は一度解約をして新規で再度契約をする必要があるので、注意をしてください。

低速モードの切り替えができない

多くのMVNOでは専用アプリやWEBサイトからデータ消費を抑えるためにユーザー側で低速モードに切り替えることができる機能を使うことができますが、LINEモバイルはユーザー側でデータ通信の消費を抑えるために低速モードに切り替えることができない仕様となっています。

これはちょっと微妙じゃない?
確かにボタン一つで低速モードにできないのは不便かもしれないね。でも、データ量を使い切ったとしてもデータフリー対象のSNSについては速度制限されないから、さほど不便はしないのかもしれないよ。

特にLINEに関してはデータフリーの対象範囲が広いので、そもそもデータ消費をしないのでデータ量を使い切るということ自体があまりないのかもしれません。

LINEのデータフリー対象となる機能はこんな感じ。

  • トークの送受信
  • 通話・ビデオ通話
  • タイムラインの表示・投稿
  • ニュース一覧
  • スタンプ、着せ替えのダウンロード
  • 友達の画面
  • アカウント設定

ビデオ通話も速度制限対象外なので快適にビデオ電話をすることができそうですし、ニュースもデータフリー対象なので、データ量を使い切ったとしても安心ですよね。

バースト転送機能なし

LINEモバイルは低速モードにあまりならないことを前提をしているのか、低速通信をするときの最初の数秒の通信速度を上げることで体感速度を向上させるバースト転送機能は対応していません。

なので、データを使い切って速度制限を受けたときにSafariなどのウェブブラウザでサイト閲覧をするとスピードが遅いと感じることはあるかもしれないです。

スマホの端末価格が少しだけ高い

LINEモバイルはスマホの端末販売もしています。

ただし、他社MVNOと比較して端末の販売価格が少しだけ高めに設定されているのが気になるところ。例えば、LINEモバイルのHUAWEI nova lite 2の端末価格は一括で25,980円ですがmineo(マイネオ)だと一括22,800円で購入することができます。

端末名 LINEモバイル mineo 楽天モバイル
nova lite 2 25,980円 22,800円 25,980円
→通話SIMなら9,800円
Zenfone 4 Max 25,800円 19,800円 19,800円
Zenfone Max Plus 29,800円 19,800円 29,800円
AQUOS sense lite SH-M05 33,000円 19,800円 29,800円
→通話SIMなら17,800円

まあ、MVNOによっては取り扱いのない端末もあるので単純比較はできませんが、どこでも取り扱いをしているHUAWEIやASUSのスマートフォンだとLINEモバイルでの販売価格が高くなっている傾向はあるのかなと感じます。

LINEモバイルは端末と同時購入でしか契約することができないセットプランがないので、Amazonなの方が安く販売している格安スマホを一括で購入してしまうのが一番安くスマホを持つことができる手段になるのかなと思います。

エントリーパッケージの利用は注意

LINEモバイルでは登録事務手数料3,000円が無料となるエントリーパッケージというものをAmazonなどで販売しており、エントリーコードを利用することで音声通話SIMとデータSIM(SMS付き)の契約をすることができます。

登録事務手数料3,000円が無料となるのでお得なのは間違いないのですが、データSIMの申し込みは対象外なので、データ通信のみの契約を検討している方は注意しましょう。また、エントリーコードを入力してからなんらかの問題が起きて申し込みを完了できなかったとき、再度エントリーコードを使うことができなくなるというトラブルが報告されていたりするので、慎重になった方がいいかもしれませんね。

契約前に無料チャットができず相談できない

他社MVNOでは契約前に各格安SIMのサイトを眺めていると右側にチャット画面が表示されて分からないことを気軽にオペレーターさんに聞くことができるようになっていますが、LINEモバイルはそのような無料チャットを使って相談をすることができません。

まあ、分からないことは気軽に聞きたいよね。
ちょっと面倒なんだけどLINEでLINEモバイルの公式アカウントを友達にすればチャットをすることができて、ここから分からないことを相談することは一応できるようにはなってるんだ。

LINEを使っているユーザーなら分からないことは相談できる環境を整えることはできますが、LINEを使用していない人にとっては少し敷居は高いかもしれませんね。

まとめ:デメリットはあるがSNSのデータ消費しないメリットは大きい!

LINEモバイルにも様々なデメリットや注意点はあります。とはいえ、SNSのデータ消費しないデータフリー機能はSNSを多用するユーザーにとっては非常に魅力的な独自サービスではないでしょうか。

また、LINEミュージックを破格で契約することができるMUSIC+プランは音楽が大好きな人にとっては堪らないプランなのでオススメですよ。


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