LINEモバイルのソフトバンク回線・ドコモ回線の違いを徹底比較!
LINEモバイルは2018年3月20日にソフトバンクと資本・業務提携を締結し、4月2日にソフトバンクの子会社として新たにスタートを切りました。
なので、ドコモ回線だけではなくソフトバンク回線を使うことができるようになるのは自然な流れといえるでしょう。
LINEモバイルのソフトバンク回線はドコモ回線と何が違うのかが気になるところですが、基本的な料金などについては大きな違いがありません。とはいえ細かい違いがあるので、この記事ではLINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線の違いについて書いていきたいと思います!
Contents
LINEモバイルのソフトバンク回線とドコモ回線の違い
LINEモバイルのソフトバンク回線とドコモ回線に大きな違いはないとLINEモバイル説明をしています。
料金プランも全く同じ
料金プランもソフトバンク回線・ドコモ回線とも全く同じとなっています。
データプラン | データSIM | 音声通話SIM | |
---|---|---|---|
LINEフリープラン | 1GB | SMSなし:500円 SMSあり:620円 |
1,200円 |
コミュニケーションプラン | 3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 | |
7GB | 2,300円 | 2,880円 | |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
なので、ソフトバンク回線のSIMカードを選んだとしても1GBのデータSIMなら月額500円で使うことができるということになります。
最低利用期間はデータSIMはありませんが、音声通話SIMは1年間となっており、これはソフトバンク回線・ドコモ回線ともに同じ条件となっています。
データフリーがしばらく利用できない(2018年秋頃まで)
しかし、注意点もあります。
LINEモバイルの大きな特徴の一つであるSNSのデータ消費ゼロとなるデータフリー(旧名称:カウントフリー)が2018年秋頃までソフトバンク回線だと使うことができないのです。
- LINEフリープラン:LINEがデータフリー
- コミュニケーションプラン:LINE、Facebook、Twitter、Instagramがデータフリー
- MUSIC +プラン:LINE、Facebook、Twitter、Instagram、LINE MUSICがデータフリー
2018年秋頃に対応するらしいので技術的なものなんでしょうね。その代わり、しばらく間はソフトバンク回線の利用でデータ容量2倍キャンペーンを実施するようです。
なので、LINEモバイルのドコモ回線からソフトバンク回線に移行するとSNSが使い放題にはならないので注意をしなければなりません。
データ容量の追加購入の違い
ソフトバンク回線・ドコモ回線ともに使わなかったデータ通信量は翌月に繰り越すことが可能となっていますが、データ通信が使ってしまった時に追加購入する回数が若干違っています。
回線 | ソフトバンク回線 | ドコモ回線 |
---|---|---|
0.5GB | 500円/回 | |
1GB | 1,000円/回 | |
3GB | – | 3,000円/回 |
追加購入回数 | 月3回まで | 月10回まで |
ドコモ回線は追加できる容量は1回につき1GBまでですが、月10回まで追加購入することができます。
しかし、ソフトバンク回線は量は1回につき3GBまでと大容量を一気に追加することができますが追加購入は月3回までとなっています。
オプションの違い
オプションの違いが少しだけあるのでソフトバンク回線とドコモ回線で比較してみました。
回線 | ソフトバンク回線 | ドコモ回線 |
---|---|---|
10分電話かけ放題 | 月額880円 | |
端末保証 | 月額450円 | |
持込端末保証 | 月額500円 | |
Wi-Fiオプション | 月額200円 | |
留守番電話 | 無料 (保存30件、保存期間72時間) |
月額300円 (保存20件、保存期間72時間) |
留守番電話プラス | 月額300円 (保存100件、保存期間1週間) |
– |
割り込み通話 | 月額200円 | |
グループ通話 | 月額200円 (最大6人まで同時通話可) |
– |
通話明細 | 月額100円 | |
ナンバーブロック | 月額100円 | – |
迷惑電話ストップ | – | 月額100円 (最大30件まで登録可) |
転送電話 | 無料 | |
国際電話 | 無料(通話料は別途) | |
国際ローミング | – | 無料 |
留守番電話サービスはドコモ回線は月額200円が必要なってきますが、ソフトバンク回線は無料で使うことができるのはいいかもしれませんね。
しかし、ドコモ回線なら月額100円で迷惑電話の着信を防ぐことができる迷惑電話ストップを利用できたり、海外でインターネットを使うことができる国際ローミングを無料で使うことができます。
それぞれの特徴がある感じですね。利用環境に合わせてどちらの回線を使うのかを決めるのがいいかもしれません。
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除なしで利用可能に
LINEモバイルのソフトバンク回線は4つのSIMカードが用意されており、iPhone専用のnanoSIMを選択することができます。
- iPhone専用nanoSIM
- nanoSIM
- microSIM
- 標準SIM
ソフトバンクで購入したiPhone 5s以降のiPhoneであればSIMロック解除なしでSIMカードを入れ替えてAPNの設定をすればiPhoneを使うことができるようになります。
あくまでiPhone専用nanoSIMはソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除なしで使うためのもので、SIMフリー版のiPhoneやドコモ・auのiPhoneをSIMロック解除したものであれば、通常のnanoSIMを選べばOKということになります。
通信エリアの違い
ソフトバンク回線はソフトバンクのサービスエリア、ドコモ回線はドコモのサービスエリアで通信をすることができます。
対応バンドはこんな感じです。
回線 | ソフトバンク回線 | ドコモ回線 |
---|---|---|
3G | Band1/8 | Band1/6/19 |
4G LTE | Band1/3/8/11/28/42 | Band1/3/19/28 |
ソフトバンク回線はAXGP(TDD-LTE)も利用することができますが、回線的にはどちらも同じようなものだと認識してれば問題はないのかなと思います。
ただし、ソフトバンクの方が電波が悪い場所があったりするのでどこも回線からソフトバンク回線の乗り換えの際は若干注意した方がいいかもしれませんね。
通信速度は速い?
というのも、サービス開始して間もないですしユーザーがほとんどいない状態なので回線が混み合う状況ではありませんし、通信速度が速くて当然でしょう。
そして、LINEモバイルはソフトバンク回線において「格安スマホ最速チャレンジ」を実施すると発表しています。
格安スマホ最速チャレンジとはユーザーの通信速度に対する不安や懸念を取り除くために…
- ソフトバンク回線の通信速度を定点観測
- 公式サイト上で公開する
- 月に1度でも測定結果が1Mbpsを下回った場合はユーザー全員に1GBのデータ容量を翌月プレゼントする
というもので、社をあげてソフトバンク回線の通信速度の向上に取り組んでいるのです。
ドコモ回線のユーザーは置いてけぼり感がありますが、LINEモバイルはドコモ回線からソフトバンク回線の移行は手数料無料でしてくれるので、ソフトバンク回線を使って欲しいんでしょうね。
ソフトバンク回線のキャンペーン満載
LINEモバイルはユーザー数を増やすためにキャンペーンをたくさん実施しています。
- 基本料900円割引(6ヶ月間、音声通話SIMのみ、ドコモ回線も対象)
- ソフトバンク回線 データ量2倍
- ドコモ回線からソフトバンク回線への切り替え手数料無料
- LINEギフトコード最大4,000円分GET
- 公式アカウントに友だち追加で限定LINEスタンプGET
- 特定のツイートでLINEポイント300Pプレゼント
音声通話SIMなら月額基本料が半年間900円割引をしてくれて1GBのフリープランなら300円で音声通話SIMを持つことが可能となります。
半年間限定とはいえ月額300円で音声通話SIMを持つことができるって安すぎですね。1ヶ月間で5,400円もお得になるって太っ腹。
まとめ:ソフトバンク回線・ドコモ回線 どっちを選ぶべき?
電波が届くかどうかが確認できるならある意味通信速度が保証されているソフトバンク回線を選ぶことで快適なスマホライフを送ることができるでしょう。
つまり、ソフトバンクからの乗り換え組ならLINEモバイルのソフトバンク回線を選ぶべきといっていいのではないでしょうか。
ドコモからの乗り換えは若干チャレンジすることになりますが、月額料金の安さを考えるとLINEモバイルのソフトバンク回線も選択肢の一つになるのかなと思います。
LINEモバイルのメリットとデメリットについてはこちらの記事を参考にしてください。LINEモバイルはSNSを使うときに必要なデータ消費をしないデータフリーが最大の特徴となっており、使い方次第ではとてもお得にスマホを使うことができるようになります。