UQモバイルのおしゃべりプラン・ぴったりプランの違いや特徴!従量制とどちらが得か比較!
UQモバイルは音声通話プランに力を入れていて、通常の従量制のプランに加えて、今では当たり前のサービスとなった国内通話5分かけ放題の「おしゃべりプラン」と、過去に大手キャリアの主な料金プランの一つだった〇〇分無料通話の「ぴったりプラン」の二つを選ぶ事ができるようになっています。。
この音声プランにはデータ通信の容量をプランS(1GB → 2GB)、プランM(3GB → 6GB)、プランL(7GB → 14GB)から選ぶ仕組みをなっており、なんとなく大手キャリアの料金プランと通じるところがあるようにも感じます。
という事で、この記事ではUQモバイルの「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」の違いや特徴について詳しく解説していきます。
Contents
UQモバイル「おしゃべりプラン」・「ぴったりプラン」について
UQモバイルは大きく分けて3つの音声通話プランがあるので詳しく解説して行きます。
従量制通話:20円/30秒
まず、通常の音声通話プランとなる従量制通話の組み合わせプランです。このプランはUQ mobileがサービスを開始した当初からある料金プランとなっており、「データ高速プラン(3GB)」か「データ無制限プラン(最大通信速度500kbps)」に700円をプラスすることで20円/30秒の音声通話をする事ができる、従量制の音声通話プランとなっています。
プラン | 料金 | 通信速度 | 通話料 |
---|---|---|---|
データ高速+音声通話プラン | 1,680円/月 | 3GB (超えた場合は送受信最大200kbps) |
20円/30秒 |
データ無制限+音声通話プラン | 2,680円/月 | 容量無制限で 送受信最大500kbps (直近3日間の通信量6GB以上利用の場合、通信速度を制限する場合あり) |
20円/30秒 |
たまにしか音声通話をしないのであれば従量制通話のプランで十分ですが、それなりに電話をかける機会があるのであれば、以下の「おしゃべりプラン」か「ぴったりプラン」のプランを選んだ方がいいでしょう。
また、従量制の音声プランの最低利用期間は12ヶ月となっており契約から13ヶ月以降ならいつでも解約する事ができるようになっています。(データ通信専用SIMなら最低利用期間はありません。)
おしゃべりプラン:5分間なんどでも通話無料
おしゃべりプランは大手キャリアも導入している電話かけ放題のプランとなっており、UQモバイルの場合は5分以内であれば何度でも国内通話を無料でかける事ができます。
データ容量によって料金が異なる料金体系となっており、基本的には大手キャリアの料金プランに似ているので馴染みのある料金体系といっていいかもしれません。ただし、2年目以降は基本料金が1,000円高くなってしまうので注意しましょう。
おしゃべりプラン | データ容量 | データ容量繰越 | 音声通話 | 料金 (1〜13ヶ月) |
料金 (14ヶ月〜以降) |
---|---|---|---|---|---|
プランS | 2GB (26ヶ月〜1GB) |
最大1GB | 5分以内の国内通話無料 (5分超えるた場合:30秒/20円) |
1,980円 | 2,980円 |
プランM | 6GB (26ヶ月〜3GB) |
最大3GB | 2,980円 | 3,980円 | |
プランL | 14GB (26ヶ月〜7GB) |
最大7GB | 4,980円 | 5,980円 |
UQモバイルのおしゃべりプランは5分以内の国内通話であれば何度でも電話かけ放題なので安心して電話をかけることができます。5分間という時間は短いようにも思いますが、用件とちょっとした小話程度なら十分にこなす事ができる時間ですし、仕事でも十分に使う事ができる音声通話プランといっていいでしょう。
ぴったりプラン:最大〇〇分無料通話付き
ぴったりプランは過去に大手キャリアのメインプランで採用されていた〇〇分の無料通話込みのプランとなっています。
ぴったりプラン | データ容量 | データ容量繰越 | 音声通話 | 料金 (1〜13ヶ月) |
料金 (14ヶ月〜以降) |
---|---|---|---|---|---|
プランS | 2GB (26ヶ月〜1GB) |
最大1GB | 最大60分無料 (26ヶ月〜30分) |
1,980円 | 2,980円 |
プランM | 6GB (26ヶ月〜3GB) |
最大3GB | 最大120分無料 (26ヶ月〜60分) |
2,980円 | 3,980円 |
プランL | 14GB (26ヶ月〜7GB) |
最大7GB | 最大180分無料 (26ヶ月〜90分) |
4,980円 | 5,980円 |
プランSは最大60分、プランMが最大120分、プランLが最大180分の無料通話が込みとなっていますが、3年目以降は無料通話時間が半分になってしまうところが注意点。3年目は無料通話料も減らされてデータ量も減らされるなど、かなりヒモジイ思いをしないといけないのでしょうかね…。
おしゃべりプラン・ぴったりプランで余ったデータ容量は翌月に繰越す事ができ有効期限は90日となっています。契約期間は2年間で契約満了月の翌月以外に解約すると契約解除料9,500円が必要となります。
この辺りが従量制の音声プランと違う点であり、注意をしないといけないところですね。
従量制がいいのか?おしゃべり・ぴったりプランがいいのか?
おしゃべりプラン(プランS)の料金は従量制のプランよりも300円ほど高い価格設定となっておます。
従量制通話では7.5分の通話をすると通話料が300円なので、1ヶ月に7.5分の通話をしているかどうかが分岐点となります。つまり1ヶ月に8分以上の通話をしているのであればUQモバイルの「おしゃべりプラン」にすることで通信費用を下げる事ができるということになります。
ただし、プランSの1,980円は1年目の料金であり2年目からは2,980円と値上げされます。そうなると従量制通話との価格差は1,300円となり1ヶ月に32.5分の電話をするかどうかが分岐点となります。
- 1年目:1,980円 – 1,680円 = 300円(7.5分)
- 2年目:2,980円 – 1,680円 = 1,300円(32.5分)
ぴったりプラン(プランS)の料金も従量制のプランよりも300円ほど高い価格設定となっており従量制との価格差は300円となっており同様に1ヶ月に7.5分の通話をするかどうかが分岐点となります。3年目以降は1ヶ月に32.5分の電話をするかどうかが分岐点となります。
こうやって比較すると分かりやすいのですが、ぴったりプランのプランSの3年目の無料通話分は30分となっており、従量制で30分通話した時の料金とほぼ同じになっていますね。
- 従量制で32分通話:1,680円 + 1,280円 = 2,960円
- ぴったりプラン(S)3年目:2,980円
よく考えられています。
データ容量の倍増は追加チャージして割引する仕組み
おしゃべりプラン・ぴったりプランのデータ容量は2年間は通常の倍の容量を使う事ができます。
- プランS:1GB → 2GB
- プランM:3GB → 6GB
- プランL:7GB → 14GB
しかし、最初から自動的に容量が倍増しているわけではなくユーザー側で追加チャージする必要があります。追加チャージするときに料金が発生しますが料金プランに応じておしゃべりプランS・ぴったりプランSの場合は最大1,000円分、おしゃべりプランM・ぴったりプランMの場合は最大3,000円分、おしゃべりプランL・ぴったりプランLの場合は最大7,000円分を割り引いてくれるという仕組みとなっています。
つまり、プランLで7GBのデータ容量を無料で貰うためには500MB(500円)のデータチャージ処理を14回もしないといけないということになります。
若干の手間はありますが、それでも容量が倍になるサービスはありがたいものです。データの追加チャージはUQ mobileデータチャージサイからすることができます。
UQモバイルに加入した時にもらう事ができるmy UQ mobile IDと申し込み手続き時に登録した「暗証番号」(半角数字4桁)かのちに自身で設定したパスワードを使ってログインする事ができます。データチャージサイではターボ機能のON・OFFもする事ができるようになっており。
また、UQモバイルの専用アプリからもデータチャージをする事ができるので、普段からスマホをメインで使用しているのであればインストールしておいたほうがいいかもしれませんね。
まとめ:使用用途に合わせてプランを賢く選ぼう
UQ mobileの音声通話SIMは3つのプランを上手く利用する事で、ユーザーに適した使い方をする事が可能となります。簡単に、どのようなユーザーがどのプランに合っているのかをまとめてみました。
- 電話を自分からかけることがない → 従量制プラン
- 自分から電話をかける事が多い、かける回数が多い → おしゃべりプラン
- 自分から電話をかける事は少ないが、一回の通話時間が長い → ぴったりプラン
おしゃべりプランとぴったりプランのどちらにするかで迷ってしまいますが、1回の通話時間が長くなりがちな人はぴったりプランを選択したほうがいいのかなと感じます。
UQモバイルは料金は安いのにキャリアと同等レベルのサービスを受ける事ができる格安SIMサービスなのでとてもオススメですよ。