マイネオとUQモバイルの実際の通信速度を比較!どっちがオススメなのか?
au回線を使うことができる格安SIMは、UQモバイルをはじめマイネオやBIGLOBEモバイルなどがありますが、ここではUQモバイルとマイネオで通信速度はどれくらい違うものなのかを徹底比較しています。
Contents
マイネオとUQモバイルの通信速度を比較
UQモバイルはauの子会社・UQコミュニケーションズが運営しているということもあり回線が混み合うお昼や夜の時間帯でも通信速度が落ちにくいという特徴を持っています。
普通のMVNOは通信設備を持っていないのでドコモ、au、ソフトバンクのキャリアにお金を支払って回線を借りている運営をしています。
各MVNOは通信量に合わせてキャリアと契約をし、できるだけ契約料金を安くするために過剰な通信量を契約せずギリギリのラインで契約をしています。
格安SIMではユーザー接続数が大きく増加する平日の昼(12時〜13時)や夜(18時から22時)の通信速度が極端に遅くなってしまうという現象が発生してしまうのです。
しかし、UQモバイルの場合は回線を借りているMVNOではなく親会社のauの回線をそのまま使っているので、混み合う時間帯で通信が低下するなど通常の格安SIMで発生する事態が起きにくくなっているのです。
UQモバイルはお昼でも速度低下しない!
mineoとUQ mobileの通信速度比較
では、実際にUQモバイルはどれほどの通信速度が出ているのかを実際に比較してみました。
比較するためにau回線の格安SIMサービスを提供しているマイネオのAプランにて、RBB SPEEDを使って通信速度を計測しました。
計測環境は金沢市郊外で、端末の性能差による通信速度の差が出ないように同世代のiPhoneを利用しました。mineo(Aプラン)がiPhone 8 Plus、UQモバイルがiPhone Xを使って計測をしています。
mineo Aプラン | UQ mobile | |
2/11 10:33 |
9.89Mbps 7.57Mbps 56ms |
57.08Mbps 4.57Mbps 65ms |
2/11 11:24 |
6.97Mbps 6.60Mbps 61ms |
9.34Mbps 6.99Mbps 61ms |
2/11 12:35 |
8.86Mbps 7.70Mbps 60ms |
30.52Mbps 6.13Mbps 65ms |
2/11 16:14 |
2.06Mbps 6.07Mbps 82ms |
26.23Mbps 5.63Mbps 65ms |
2/11 17:34 |
9.46Mbps 7.80Mbps 71ms |
44.78Mbps 6.68Mbps 58ms |
2/11 19:44 |
12.05Mbps 7.98Mbps 60ms |
53.74Mbps 8.23Mbps 58ms |
2/11 22:00 |
10.02Mbps 7.98Mbps 60ms |
60.73Mbps 7.46Mbps 64ms |
2/11 23:34 |
12.14Mbps 8.38Mbps 68ms |
61.76Mbps 7.60Mbps 59ms |
2/12 10:09 |
9.83Mbps 7.31Mbps 62ms |
41.75Mbps 7.60Mbps 63ms |
2/12 11:37 |
12.02Mbps 6.28Mbps 61ms |
52.91Mbps 6.57Mbps 72ms |
2/12 12:36 |
7.22Mbps 4.83Mbps 65ms |
48.39Mbps 4.08Mbps 59ms |
やはり、UQモバイルは全時間帯を通して安定した通信速度が出ているのが分かりますね。
お昼など込み合う時間帯でも20Mbps〜30Mbpsという速度が出ており、通常時であれば40Mbpsから60Mbpsといったスピードが出ているようです。
一方のマイネオ(Aプラン)は全時間帯通して10Mbps前後の通信速度となっており、混み合う時間帯になると2Mbps程度に速度が低下していることが分かります。
休日だとスマホを使っているユーザーが分散される傾向になるのでお昼の時間帯でも極端に速度が低下するということがなく、終日通して少し速度が遅くなる傾向があります。
マイネオの平日だとお昼の時間帯は1Mbps以下に速度が低下してしまうのですが、通常時は30Mbps〜50Mbpsの通信速度が出ていることが多いです。
マイネオの通信速度についてはこちらの記事(mineo(マイネオ)au Aプランの通信速度は速い?ドコモ Dプランと比較してみた!)で詳細を書いているので参考にしていただけたらと思います。
通信速度が速い方がいいならUQモバイルがおすすめ
スマホの料金を下げたいけどお昼や夜の時間帯の通信速度は維持したいと考えている方はマイネオではなくUQモバイルに乗り換えた方がいいでしょう。
UQモバイルならauと通信品質ほぼ同じ!
通信品質はauとほぼ変わりませんし同じと言ってもいいくらいなのかなと思います。
どちらかというとキャリアの料金プラン体系に近いところがあるUQ mobileですが、auからのスマホ持ち込みであれば1年目は1,980円、2年目以降は2,980円で2GBのデータ容量・5分間のかけ放題がついたスマホを使うことができます。
プラン名 | ぴったりプラン | おしゃべりプラン | 料金 |
---|---|---|---|
プランS:2GB (26ヶ月以降は1GB) |
60分(26ヶ月目以降は30分) | 5分以内通話無料 | 1,980円 (14ヶ月以降は2,980円) |
プランM:6GB (26ヶ月以降は3GB) |
120分(26ヶ月目以降は60分) | 5分以内通話無料 | 2,980円 (14ヶ月以降は3,980円) |
プランL:14GB (26ヶ月以降は7GB) |
180分(26ヶ月目以降は90分) | 5分以内通話無料 | 4,980円 (14ヶ月以降は5,980円) |
5分かけ放題が必要なければ組み合わせプランで1,680円で3GBのデータ容量・音声通話(従量制)がついたスマホを使うことができます。
プラン名 | データ通信専用プラン SMS付き |
音声通話プラン 20円/30秒 |
---|---|---|
データ高速プラン:3GB | 980円 | 1,680円 |
データ無制限プラン 月間データ容量無制限で 送受信最大500kbps |
1,980円 | 2,680円 |
もちろん、データ専用プラン(3GB)もあるので、スマホではなくタブレットで使いたいときにもいいのかなと思います。
ただし、UQモバイルはiPhone 7/7 Plus、iPhone 8/8 Plus、iPhone Xでテザリング通信をすることができないので注意が必要です。
UQモバイルはiPhone 7/8/Xでテザリング通信できない!
テザリング機能を使ってPCやタブレットなどのデバイスでインターネットをしたい場合はAndroidスマホを使う必要があります。
mineo(マイネオ)ならドコモ、au、ソフトバンクの全ての回線でiPhoneでもテザリングをすることができるので、iPhoneを使っていてテザリング機能を使う予定がある方はマイネオを選んだ方がいいのかもしれません。
マイネオは全プランでiPhoneとiPadでテザリング通信ができる!
(ただし、マイネオがテザリングの解禁をしたことでUQモバイルやBIGLOBEモバイルも追従してくる可能性はありそうです。)
ドコモ、ソフトバンクからの乗り換えはマイネオがおすすめ
auから格安SIMに乗り換えをするならUQモバイルの方が通信速度も速いのでおすすめです。
しかし、ドコモやソフトバンクからの乗り換えならマイネオの方がおすすめです。というのもマイネオはドコモ、au、ソフトバンクの全ての回線に対応したことでSIMロック解除をしなくても各キャリアのスマホを使うことができる(モデルによる)ようになったのです。
SIMロック解除とか難しいことが分からなくてもマイネオなら簡単に格安SIMに乗り換えることができる!
SIMロック解除についてはこちらの記事(SIMフリーとは何か?SIMロック解除は必要なのか分かりやすく解説)で詳しく書いているので参考にしてください。