BIGLOBEモバイルのauプランとUQモバイルの違いやどっちを選ぶべきか徹底比較!

UQモバイルとBIGLOBEモバイル

UQモバイルとBIGLOBEモバイルって同じKDDIの子会社だよね?どっちの方がいいのかな?
そうだね、同じKDDIのグループ会社だね。なかなか鋭い質問だね。UQモバイルとBIGLOBEモバイル、何がどう違うのか。徹底的に比較してみようか。

Contents

UQモバイルとBIGLOBEモバイルは何がどう違うのか徹底比較してみた

UQモバイルはauを運営しているKDDIの子会社であるUQコミュニケーションズが運営しており、BIGLOBEモバイルは元々はNECが運営していた通信会社でしたが2014年に独立しNECビッグローブ株式会社となり、2017年1月31日にKDDIの完全子会社となり、UQモバイルを運営しているUQコミュニケーションズとは完全なるグループ会社となりました。

つまり、KDDIはauという大手通信キャリアを運営しながらUQモバイルとBIGLOBEモバイルという二つの格安SIMサービスの3本柱で携帯電話事業を展開しているということになります。では、UQモバイルとBIGLOBEモバイルのサービスとして何が違うのでしょうか。この記事では両サービスの違いについて、徹底比較をしてみたいと思います。

BIGLOBEモバイルはdocomoとauのマルチMVNO

UQモバイルとBIGLOBEモバイルの徹底的な違いはUQモバイルはau回線のみ対応していますが、BIGLOBEモバイルはauとdocomoの二つの回線に対応しているという点でしょうか。そもそも、BIGLOBEモバイルはdocomoのMVNO事業者でしたが、KDDIの子会社になってからauのMVNO事業も開始し、マルチMVNOと成り上がったのです。

MVNO UQモバイル BIGLOBEモバイル
docomo回線 ×
au回線

例えば、ドコモのスマホを使っていて自宅の光回線のプロバイダがBIGLOBEだった場合はBIGLOBEモバイルのdocomoプランなら簡単に乗り換えをすることができ、さらに光☆SIMセット割が適用され料金から300円の割引を受けることができるなどのメリットがあります。

同じau回線を選ぶならUQモバイルの方がいい?

UQモバイルはKDDIが立ち上げた子会社・UQコミュニケーションズが運営していることもあり、他のMVNOとは違って回線が混み合うお昼(12時〜13時)などの時間帯でも通信速度が低下してしまうような現象は起きにくくなっており、明らかにBIGLOBEモバイルよりもUQモバイルの方が通信品質が良くなっています。

ということはBIGLOBEモバイルよりもUQモバイルの方が良いってことで良いの?
通信品質を重視する人は確実にUQモバイルを選んだ方が良いね。でも、BIGLOBEモバイルの方が良い部分もあるんだ。

BIGLOBEモバイルの方が良い点

では、UQモバイルよりもBIGLOBEモバイルの方が優れているポイントについて見ていきたいと思います。

料金プランの違い

BIGLOBEモバイルはUQモバイルよりも料金プランがとても豊富で細かく設定をすることができるので使い方次第ではBIGLOBEモバイルの方が安くすることができます。

UQモバイル

UQモバイルはデータ通信と5分かけ放題通話がセットとなっているぴったり・おしゃべりプランが主となる料金プランとなっています。

プラン名 ぴったりプラン おしゃべりプラン 料金
プランS:2GB
(26ヶ月以降は1GB)
60分(26ヶ月目以降は30分) 5分以内通話無料 1,980円
(14ヶ月以降は2,980円)
プランM:6GB
(26ヶ月以降は3GB)
120分(26ヶ月目以降は60分) 5分以内通話無料 2,980円
(14ヶ月以降は3,980円)
プランL:14GB
(26ヶ月以降は7GB)
180分(26ヶ月目以降は90分) 5分以内通話無料 4,980円
(14ヶ月以降は5,980円)

セットプランではなく組み合わせプランもありますが選択肢はかなり少なくなっています。

プラン名 データ通信専用プラン
SMS付き
音声通話プラン
20円/30秒
データ高速プラン:3GB 980円 1,680円
データ無制限プラン
月間データ容量無制限で
送受信最大500kbps
1,980円 2,680円

データ通信専用SIMはデータ高速プラン(3GB)かデータ無制限プランのどちらかを選ぶことができますが、タブレットなどで使うときに音声通話不要でデータ通信を高速通信だけで利用したい場合にデータ容量を3GBしか選ぶことができないデメリットがあります。

BIGLIOBEモバイル

BIGLOBEモバイルはデータ通信専用プラン、SMS付きデータSIM、音声通話プランの3つを選ぶことができ、さらに1GB〜30GBのデータ容量を選ぶことができるようになっています。

データ容量 データSIM
(タイプDのみ)
SMS付きデータSIM
(タイプD・A)
音声通話SIM
(タイプD・A)
1GB 1,400円
3GB 900円 1,020円 1,600円
6GB 1,450円 1,570円 2,150円
12GB 2,700円 2,820円 3,400円
20GB 4,500円 4,620円 5,200円
30GB 6,700円 6,870円 7,450円

このプランをベースにしてかけ放題オプションか通話定額オプションを追加することができるので利用者にとってはプラン設定を自由にすることができるのです。

  • 通話パック60(最大60分無料通話):650円/月
  • 通話パック90(最大90分無料通話):830円/月
  • 3分かけ放題:650円/月
  • 10分かけ放題:830円/月

BIGLOBEモバイルなら、電話をよくする方は音声通話SIMに10分かけ放題オプションを追加すればいいし、タブレットでデータ通信しか必要ない方はデータSIMで必要なデータ通信量を選択すればいいので、取り回しが非常に良いのがUQモバイルとの違いとなっています。

料金もUQモバイルよりもBIGLOBEモバイルの方が安いのかな?

そうだね。1年目は同じくらいだけど2年目以降はBIGLOBEモバイルの方が料金が安くなるよ。

例えば、音声通話SIMの6GB+かけ放題の場合、UQモバイルだと1年目は2,980円、2年目は3,980円だけどBIGLOBEモバイルなら10分かけ放題オプションを追加したとしても2,980円で使うことができるね。

BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションで動画見放題に

BIGLOBEモバイルには3GB以上のデータプランにエンタメフリーというオプションを追加することができ動画や音楽をデータ通信量の消費なしで楽しむことができます。

BIGLOBEモバイル エンタメフリーオプション

エンタメフリー・オプションはデータSIMは980円/月、音声通話SIMは480円/月で利用することができ、データ通信量を気にすることなくYouTubeやAbemaTV、Apple Music、Amazon Musicなどのストリーミングサービスをモバイル回線で楽しむことができます。

iPhoneのテザリングについて

UQモバイルとBIGLOBEモバイルのauプランにおけるiPhoneのテザリングについては、最新のiPhoneは機能を使うことができませんが、iPhone 6s以前のモデルとiPhone SEはテザリング機能を使うことができます。

モデル UQモバイル BIGLOBEモバイル
回線 au au docomo
iPhone 5s
iPhone 6/6 Plus
iPhone 6s/6s Plus
iPhone SE
iPhone 7/7 Plus ×
iPhone 8/8 Plus ×
iPhone X ×

マイネオはiPhoneのテザリングはauプランのみ全てのモデルで機能を使うことができませんが、BIGLOBEモバイルのauプランに関してはさすがKDDIの子会社ということもあり、UQモバイルと同等の扱いとなっているようですね。

まとめ

BIGLOBEモバイルとUQモバイルはどちらもau回線を利用した通信をすることができます。

UQモバイルはお昼の時間帯でも通信速度が遅くなることがなく安定した通信をすることができるのが最大の特徴となっていますが、BIGLOBEモバイルは豊富な料金プランに動画や音楽をデータ通信量の消費ゼロで楽しむことができるエンタメ・フリーオプションを追加することがなど、独自のサービスが展開されています。

スマホで何をするのかによってどちらにするかを決めればいいのかなと思います。スマホで動画や音楽をたくさん楽しみたい場合は間違いなくBIGLOBEモバイルを選ぶべきでしょう。

安定した通信を手に入れたい人はUQモバイルを選ぼう!

動画や音楽をデータ通信をかけずに楽しみたい人はBIGLOBEモバイルにしてエンタメ・フリーオプションをつけよう!


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