mineoでんわ「10分かけ放題」と「通話定額30/60」料金と違いについて

mineoでんわ 10分かけ放題と通話定額の違い

どちらかというと電話かける方なんだけど、mineo(マイネオ)に乗り換えても安くなるのかな?
大丈夫!マイネオには国内通話10分間無料になる「10分かけ放題」と最大30分の通話が無料になる「通話定額30/60」があるから安心だよ!

少し前まではmineo(マイネオ)は音声通話のかけ放題オプションがなかったので電話をメインで使用するユーザーにとっては少し使いにくいMVNOという印象がありました。

しかし、2017年3月に5分かけ放題オプションが登場、2017年10月に5分から10分に通話時間が拡大されるなど非常にユーザー思いのサービス展開をしています。この記事では、mineo(マイネオ)の10分かけ放題オプションと通話定額30/60オプションについて解説をしていきます!

Contents

mineo(マイネオ)の音声通話オプションについて

通話料の基本は従量制

mineo(マイネオ)の音声通話は20円/30秒の従量制となっており、例えば自分から相手に電話をかけて10分間通話すると400円の通話料がかかる計算となりますが、mineoが提供している専用アプリ「mineoでんわ」をスマホにインストールしてこのアプリから電話をかけると10円/30秒と50%OFFで電話をかけることができるようになります。

IP電話ではなく普通の音声回線で料金が安くなるので通話中に通話が途切れてしまうということもほとんどありません。

プレフィックス回線を使い通話料を下げている

これはドコモなどキャリアの音声回線をそのまま使っているわけではなく、途中で中継網を挟んでマmineoの音声回線に迂回するプレフィックス回線を利用して通常よりも安い料金で通話をすることができる仕組みとなっています。

スマホに標準搭載されている電話アプリから電話をかけると…

通常の音声回線

キャリア電話網を使うことになるので、キャリアが設定した30秒につき20円の通話料がかかってしまいます。

それに対して、プレフィックスの場合は…

プレフィックス回線

キャリア電話網の間にあるMVNOの中継機を通すことで、キャリア電話網を使用せずにMVNOの電話網を通すことで通話料金を下げることができる仕組みとなっているのです。

格安SIMサービスは各MVNOで専用のアプリがあり、そのアプリから電話をかけることで通話料を半額に下げることができるサービスを展開していますが、これらのアプリはMVNOの中継網を通すことで通話料を安くしているのです。

これらの仕組みを使うことで、格安SIMサービスをはじめマイネオでは10分かけ放題オプションを使うことができるようになっています。

月額850円で10分かけ放題に

mineo(マイネオ)では10分かけ放題オプション(月額850円)に申し込んで、専用アプリ「mineoでんわ」から電話をかけることで10分以内の国内通話がかけ放題となります。

マイネオ 10分かけ放題オプション

アプリを使わずに電話をかけるとしっかりと20円/30秒の通話料金がかかるので注意してね。

ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアのかけ放題プランは5分間ですが、ここ最近MVNOのかけ放題オプションは10分間かけ放題というのがスタンダードになってきています。

なので、キャリアから格安SIMへの乗り換えで通信料金を下げるだけではなく、5分かけ放題だったのが10分かけ放題にグレードアップしてしまうということになるのです。

MVNOの音声通話SIMの方が性能が高いって凄い!

ここで、それぞれの電話のかけ方でどれくらい通話料金が変わってくるのかを比較してみたいと思います。仮に1ヶ月のうち20日電話をかけて1回の通話時間は10分程だった場合、それぞれの通話料は以下の通りになります。

  • 普通に電話:20日 × 10分 × 40円 = 8,000円
  • mineoでんわを利用:20日 × 10分 × 20円 = 4,000円
  • 10分かけ放題オプション:20日 × 10分 × 0円 = 0円 + 850円

mineoでんわで通話料を半額にしたとしても4,000円かかってしまう通話料が10分かけ放題オプションなら850円だけでOKというは本当にお得です!毎日のように電話をかけるのであれば10分かけ放題オプションは絶対に使用した方がいいでしょう。

通話定額30/60 のメリットとは?

mineo(マイネオ)の音声通話SIMには「通話定額30/60」という無料通話オプションもあります。

  • 通話定額30(最大30分通話無料):月額840円
  • 通話定額60(最大60分通話無料):月額1,680円

普通に電話をかけると30分で1,200円、60分で2,400円の通話料がかかるから、1ヶ月に30分以上通話することが分かっているのであれば通話定額30/60を使った方がいいということになります。

でも「mineoでんわ」使えば通話料半額になるんだから30分の通話で600円、60分の通話で1,200円じゃない?損してない?
いいところに気付いたね。そうなんだ。マイネオの通話定額オプションはプレフィックス回線を介していないので、ベースとなる通話料はキャリアの従量制と同じ20円/30秒になるんだ。

mineo(マイネオ)の通話定額30/60は通常のキャリア電話網を使って電話をかける仕組みとなっておりプレフィックス回線を利用しておらずスマホの標準電話アプリから電話をすることで無料通話をすることができる仕組みとなっています。

なので、10分かけ放題を使うときのようにmineoでんわをインストールしなくてもいつも使っている電話アプリから通話定額30/60で電話をかけることができるというのがメリットとなるのです。

なので、通話料をとにかく安くしたい場合は通話定額オプションはあまり向いていないサービスといってもいいのかもしれません。普通の使い方であれば10分間かけ放題のオプションを使った方が、安くなります。

しかし、標準の電話アプリを使って通話をすることができるというのが通話定額オプションのいいところとなるのです。

まとめ:電話をかけるなら10分かけ放題を付けよう!

mineo(マイネオ)の音声通話は電話をよくかける人なら「10分かけ放題」か「通話定額30/60」のどちらかをオプションでつけることで、通話料金を下げることができます。

マイネオ 通話定額

基本的には「mineoでんわ」で通話料半額にするか「10分かけ放題」のオプションを付けることで通話料を下げることができるのですが、専用のアプリをわざわざインストールして、そこから電話をかけないと適用することができないというデメリットもあります。

しかし、マイネオの「通話定額30/60」なら専用アプリを使わなくても無料通話分で電話をすることができるので、シンプルにスマホを使いたいという人におすすめとなっています。なお、マイネオでもっと通話料を安くしたいならIP電話のLaLaCall(ララコール)を使ってみるのもいいかと思います。

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