mineo(マイネオ)でiPhone 7を安く使う方法!キャリアの料金と徹底比較!
iPhone 7は2016年9月にリリースされた旧型のiPhoneですがA10 Fusionチップの性能が高くSuicaなどの電子マネー決済もすることができ、コストパフォーマンスが高いモデルとなっているので、少しでも安くiPhoneを手にしたいならおすすめです。
格安SIMのmineo(マイネオ)でiPhone 7やiPhone 7 Plusを買うことはできませんが、SIMフリー版のiPhone 7をApple Storeで購入してmineo(マイネオ )のSIMカードを入れて使うことで通信料金を大幅に安くすることができるのです。
ということで、この記事ではキャリアでiPhone 7を購入した場合の料金と、SIMフリー版iPhone 7を購入しmineoを使う場合の料金で、どれくらい通信費用が違ってくるのか徹底解説してみたいと思います。
Contents
mineo(マイネオ )でiPhone 7をお得に使う方法
SIMフリー版のiPhone7を手に入れる
ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアではiPhone 7の取り扱いをしておりプランによっては端末割引を受けることができるので端末価格だけで見れば安くiPhone 7を手に入れることもできます。
一方、mineo(マイネオ)ではiPhone 7の取り扱いをしていないのでApple StoreでSIMフリー版のiPhone 7を買わなければいけません。
当然ながらApple Storeで購入するiPhone 7はキャリアのように端末代金を割り引いてくれるというサービスはないので、定価のiPhone 7を購入する必要があります。
もちろん、新品じゃなくてもいいのであればノジマオンラインやソフマップなどで中古でiPhone 7を買うという手段もアリでしょう。
Apple StoreでiPhone 7(32GB)の新品価格61,800円ですが、ソフマップの中古のiPhone 7(32GB)なら40,000円前後で買うこともできます。
ヤフオクやメルカリなどの個人売買はあまりお勧めできませんが、このような信頼ある中古ショップでiPhoneの中古を手に入れるのはアリです。
Apple Storeや他のショップでiPhone 7を購入する場合は一括で支払いをしないといけないのがネックとなってきますが(Appleはローンを組むことができ12回まで金利0%になるキャンペーンを定期的に実施している。)、mineo(マイネオ)の音声通話SIMを利用することでキャリアで購入するよりも安い金額でiPhone 7を使うことができてしまうのです。
では、具体的にiPhone 7をキャリアで購入した場合とApple Storeで購入してmineoで利用した場合でどれくらい月々の支払いが変化していくのか徹底比較してみましょ。
iPhone 7の端末価格とプラン料金の違い
キャリアの場合
Apple Store、ドコモ、au、ソフトバンクのiPhone 7(32GBモデル)の端末価格はこんな感じです。キャリアの場合は状況によって割引価格が変わってくるのですが、今回はMNPによる乗り換えをした時の金額で計算しています。
ドコモ | au | ソフトバンク | ||
端末価格 | 400円 × 24回 (9,600円) |
2,944円 × 24回 (70,656円) |
417円 × 24回 (10,008円) |
417円 × 24回 (10,008円) |
基本プラン | カケホーダイライト:1,700円 | auピタットプラン スーパーカケホ 1年目:2,480円 2年目:3,480円 |
スーパーカケホ:1,700円 | スマ放題ライト:1,700円 |
データプラン | ベーシックパック~1GB:2,900円 ~3GB:4,000円 |
〜1GBまで | データ定額LTEプラン 2GB:4,200円 | データ定額 5GB:4,900円 |
IPS接続料 | 300円 | ー | 300円 | |
合計 | 〜1GB:5,300円 〜3GB:6,400円 |
1年目:5,424円 2年目:6,424円 |
6,617円 | 7,317円 |
キャリアでiPhone 7を買うと月々6,000円ほどの支払いとなります。まあ、機種代金込みで考えるならiPhone 8と比べても安いなーと感じてしまう金額ですよね。
mineo(マイネオ)の場合
では、Apple StoreでiPhone 7を購入してmineo(マイネオ)のSIMカードを入れた場合はいくらになるのかを見て見ましょう。なお、Apple Storeでは12回ローンなら金利0%で組むことができるキャンペーンをしていることが多いです。
端末価格 | iPhone 7(32GB):61,800円(12回払い:5,150円) | |
---|---|---|
プラン名 | Dプラン 500MB:1,400円 1GB:1,500円 3GB:1,600円 |
Aプラン 500MB:1,310円 1GB:1,410円 3GB:1,510円 |
10分かけ放題 | 850円 | |
合計 (1年目) |
500MB:7,400円 1GB:7,500円 3GB:7,600円 |
500MB:7,310円 1GB:7,410円 3GB:7,510円 |
合計 (2年目) |
500MB:2,250円 1GB:2,350円 3GB:2,450円 |
500MB:2,160円 1GB:2,260円 3GB:2,360円 |
mineoのSIMカードをiPhone 7に入れることで3GBのデータ通信に10分かけ放題のオプションを付けると月額7,600円ほどになります。
分かりやすくするとこんな感じになります。
2年間に支払う金額の差はこうなります。
- ドコモ(〜1GB):127,200円
- ドコモ(〜3GB):151,200円
- au(ピタットプラン 〜1GB):142,176円
- au(データ定額プラン 2GB):158,808円
- ソフトバンク(データ定額5GB):175,608円
- mineo(Dプラン 3GB+かけ放題):120,600円
- mineo(Aプラン 3GB+かけ放題):118,440円
mineo(マイネオ)でiPhone 7を買えばドコモよりも通信費用を2年間で3万円も安くすることができます。3年目以降はさらに差が大きくなりmineoなら月々3,550円(6,000円 – 2,450円)も安くiPhone 7を使うことができるようになります。
かけ放題なしならさらに安くできる
キャリアの料金プランはかけ放題ありきのプランになっているのでかけ放題をプランを外すということはできませんが、格安SIMのプランはかけ放題オプションが必要なければ付けないこともできます。
なのでキャリアとmineoとの料金差はさらに広がることになります。153,600 81,000
mineo | docomo | ||
端末価格 | iPhone 7(32GB):61,800円(12回払い:5,150円) | 400円 × 24回 (10,800円) |
|
プラン名 | Dプラン 500MB:1,400円 1GB:1,500円 3GB:1,600円 |
Aプラン 500MB:1,310円 1GB:1,410円 3GB:1,510円 |
カケホーダイライト:1,700円
ベーシックパック~1GB:2,900円 spモード:300円 |
合計 (1年目) |
500MB:6,550円 1GB:6,650円 3GB:6,750円 |
500MB:6,460円 1GB:6,560円 3GB:6,660円 |
~1GB:5,300円 ~3GB:6,400円 |
合計 (2年目) |
500MB:1,450円 1GB:1,550円 3GB:1,650円 |
500MB:1,310円 1GB:1,410円 3GB:1,510円 |
~1GB:5,300円 ~3GB:6,400円 |
合計 (3年目) |
~1GB:4,900円 ~3GB:6,000円 |
キャリアで取り扱いをしているiPhone 7は旧型モデルということもあり割引額が大きく実質負担額が少なくなっていますが、その代わり端末代金を支払った後の料金はあまり下がらないという特徴となっていますが、mineo(マイネオ)は1年目の端末代金の支払いが完了すれば通信料金のみになるので大きく通信費用を下げることができるのが特徴となっています。
テザリングはDプランのみ対応している
Apple Storeで購入したiPhone 7/7 Plusであれば両プランで使用することができますが、テザリング通信はAプランは非対応となっておりDプランのみに対応しているので、iPhone 7でテザリング通信をしたい場合はDプランを選ぶようにしましょう。
ただし、総務省がauに対して格安SIM回線のテザリングについて改善要請をしたため、近いうちにau回線の格安SIMでもテザリングが使うことができる日が来るかも?
iPhone 7はまだまだ現役で使える?
iPhone 7/7 Plusは2年前の2016年9月にリリースされたモデルでiPhone 8/8 Plusの1世代前のiPhoneです。いわゆる型落ちモデルというやつですね。
しかし、Appleが毎年リリースしている新型iPhoneは、その時に作ることができる最高のスペックを詰め込んだものになっているので、2年経過したiPhone 7はまだまだ現役で通用する性能となっています。
例えば、HUAWEI Mate 10 ProとiPhone 7のCPU性能を比較すると…
モデル | Mate 10 Pro | iPhone 7 |
---|---|---|
プロセッサ | HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU | Apple A10 Fusion |
CPUシングルスコア | 1916 | 3551 |
CPUマルチコア | 6729 | 5776 |
GPU | 5906 | 13079 |
さすがにマルチコアスコアはiPhone 7よりもMate 10 Proの方が上を行ってますが、シングルコアスコアやGPUスコアはiPhone 7の性能の方が高くなっているのが分かります。
また、iPhone 7はSuicaやiD、QUICPayなどの電子マネー決済をすることもできます。中古なら4万円くらいで買うことができます。iPhone 8(78,800円)の半額近い金額で購入することができます。iPhone 7は本当にオススメのモデルなので、これから格安SIMでiPhoneを使うならiPhone 7を検討してください。
SIMカードの種類に注意しよう
iPhone 7/7 Plusが対応しているSIMカードはnanoSIMとなっているので、ドコモ回線のDプランならnanoSIMを選べばOKです。
au回線のAプランはnanoSIMかVoLTE対応マルチSIMカードのどちらかを選べばOKです。iPhone 8/8 PlusはVoLTE専用端末なのでVoLTE対応マルチSIMカードを選ばないといけませんが、iPhone 7/7 Plusは3G回線の音声通話にも対応しているので、どちらのSIMカードでも使うことができます。
まとめ:iPhone 7をmineo(マイネオ)で使うならDプランがおすすめ!
現時点ではmineo(マイネオ)のauプランに関してはiPhoneでテザリングをすることができないというデメリットがあるので、ドコモ回線のDプランを選んだ方が確実です。最初はテザリング機能を使う予定がないかもしれませんが、数年後に「やっぱりテザリングを使いたい。」となった時でも、Dプランを契約しておけば対応することができます。
そのような残念な結果を避けるためにもau回線・Aプランではなくドコモ回線・Dプランを選ぶことをお勧めします。
キャリアからmineo(マイネオ)に乗り換えるメリット・デメリットについてやMNPを使って番号そのままキャリアからmineo(マイネオ)に乗り換える方法について詳しく書いています。思っている以上にマイネオへの乗り換えは簡単にすることができるので是非チャレンジしてみてください!