マイネオと楽天モバイルはどっちがいいか料金や特徴を比較!
mineo(マイネオ)はドコモとauのマルチMVNO業者でデータ量を無料でもらうことができるフリータンクという独自サービスを展開しており、楽天モバイルは楽天ポイントとの連携や実店舗もあるというサポート力があるなと特徴がそれぞれあります。
なので、マイネオと楽天モバイルの特徴を理解することでどっちのMVNOを選ぶべきか見えてくるので、この記事ではmineo(マイネオ)と楽天モバイルの特徴を徹底比較していきたいと思います。
Contents
mineo(マイネオ)・楽天モバイル どっちがいいか徹底比較
まず最初のマイネオと楽天モバイルの特徴について理解していきましょう!
mineo(マイネオ)の特徴
マイネオの特徴はこんな感じです。
- ドコモ・au・ソフトバンクの回線を利用できる
- 6つのデータ容量から選べる
- フリータンクで毎月最大1GBのデータ量をもらえる
- パケットギフトでデータをプレゼントできる
- データを翌月に繰り越しできる
- 家族で使うと割引を受けることができる
- LaLaCallを無料で使える
- mineoキャリア決済に対応(Dプランのみ)
- コミュニティサイト・マイネ王で分からないことを聞ける
- mineoスイッチで節約モードに簡単に切り替えできる
マイネオはドコモ・au・ SoftBankの回線を使える
マイネオはドコモ・au・ SoftBankのトリプルMVNO業者なので契約時にどちらの回線を使用するかを自由に選択することができます。(2018年9月より SoftBank回線の利用ができるようになります。)
マイネオはドコモ・au・ソフトバンクの格安SIMを利用可能!
各プランの料金の違いはこんな感じでauのAプランが一番安く使うことができます。(1GBプランは廃止されるので6つのプランから選ぶことになります。)
ドコモ Dプラン | au Aプラン | ソフトバンク Sプラン | ||||
タイプ | データSIM (+SMS付き) |
音声通話SIM | データSIM SMS付き |
音声通話SIM | データSIM (+SMS付き) |
音声通話SIM |
500MB | 700円 (820円) |
1,400円 | 700円 | 1,310円 | 790円(970円) | 1,750円 |
1GB | 800円 (920円) |
1,500円 | 800円 | 1,410円 | – | – |
3GB | 900円 (1,020円) |
1,600円 | 900円 | 1,510円 | 990円(1,170円) | 1,950円 |
6GB | 1,580円 (1,700円) |
2,380円 | 1,580円 | 2,190円 | 1,670円(1,850円) | 2,630円 |
10GB | 2,520円 (2,640円) |
3,220円 | 2,520円 | 3,310円 | 2,610円(2,790円) | 3,570円 |
20GB | 3,980円 (4,100円) |
4,680円 | 3,980円 | 4,590円 | 4,070円(4,250円) | 5,030円 |
30GB | 5,900円 (6,020円) |
6,660円 | 5,900円 | 6,510円 | 5,990円(6,170円) | 6,950円 |
基本的に、ドコモからの乗り換えならDプラン、auからの乗り換えならAプラン、ソフトバンクからの乗り換えはSプランを選ぶのが無難です。
しかし、ソフトバンクのSプランはAプランやDプランと比べると料金が高いので少しでも安く使いたいなら端末をSIMロック解除をしてからDプランかAプランを使うのが良いでしょう。
マイネオで少しでも安くしたいならSIMロック解除をしてAプランを使おう
auのSIMカードはiPhoneやiPadのテザリングをすることができませんでしたが、2018年10月末以降にau回線でもテザリングが解禁されるのでデメリットが完全に取り除かれることになります。
マイネオはパケットを分け合える独自サービスがある
マイネオでは使わなかったパケット(データ)をタンクに入れたり、足りなくなったパケットをタンクから引き出すことができるフリータンクと呼ばれる独自サービスの提供をしています。
フリータンクは残りのデータ量が1GB以下になっていることを条件に毎月21日以降〜月末前日の間にパケットを引き出しすることができるサービスで、データ容量がなくなってしまったときに他のmineoユーザーが寄付したパケットを引き出すことができる素晴らしいものになっています。
他にも、マイネオではパケットを他のマイネオユーザーにプレゼントすることができるパケットギフトなどみんなで助け合うことができるコミュニティがあるというのが最大の特徴となっています。
mineoは家族・複数回線で割引がある
mineo(マイネオ)では家族で利用すると料金から1回線につき50円の割引を受けることができます。
50円ってケチくさいと思ったかもしれませんが、マイネオの料金はもともと低価格なものなので、そこからさらに割引をしてくれるのは太っ腹です。家族4人なら毎月200円もお得となり1年で2,400円も節約することができるのです。
mineoなら050IP電話を実質無料で使える
マイネオはLaLaCall(ララコール)という050IP電話サービスを月額100円で提供をしていますが、マイネオユーザーなら無料通話100円分が付いてくるので実質無料でLaLaCallを使うことができるのです。
LaLaCallはLaLaCallユーザー同士なら通話料は無料となり他社のスマホの通話料も1分間で16円とかなり低価格で通話することができます。
- LaLaCallユーザー同士:通話料無料
- 他社のスマホ:30秒8円(通常は30秒20円)
- 一般固定電話:3分8円(通常は3分120円)
一般の固定電話にも電話をかけることができるので、今まで使っていた電話番号が変わってしまっても構わないという方はLaLaCallを活用することで、通話SIMではなくデータSIMで運用することができ超低価格でスマホを持つことができるようになります。
楽天モバイルの特徴
楽天モバイルの特徴はこんな感じです。
- ドコモの回線を利用できる
- 6つの組み合わせプラン・スーパーホーダイから選べる
- スーパーホーダイなら1Mbpsでデータ使い放題
- 高速通信なしのベーシックプランを選べる
- 低速モードがある
- 楽天会員なら通信料金が安くなる
- 楽天ポイントが溜まる
- 楽天ポイントで支払いができる
楽天会員になってスーパーホーダイを使うと安い
楽天モバイルは通常の組み合わせプランの他にも10分かけ放題がセットになったスーパーホーダイというプランも選ぶことができます。
スーパーホーダイは、
- 2GB・6GB・14GB・24GBのデータプラン
- 高速通信を使い切っても1Mbpsの速度で使い放題
- 国内通話10分かけ放題
- 1,500円/2年の割引(楽天会員で3年契約が条件)
といった特徴を持った料金プランとなっています。
プランS | プランM | プランL | (新)プランLL | |
データ通信 | 2GB | 6GB | 14GB | 24GB |
高速通信を使い切っても1Mbps (12:00~13:00、18:00~19:00は最大300kbps) |
||||
音声通話 | 楽天でんわアプリを使って国内通話が10分以内かけ放題 (それ以外は20円/30秒の従量制通話) |
|||
楽天非会員 | 2,980円 | 3,980円 | 5,980円 | 6,980円 |
楽天会員 | 2年まで:1,480円 3年目以降:2,980円 |
2年まで:2,480円 3年目以降:3,980円 |
2年まで:4,480円 3年目以降:5,980円 |
2年まで:5,480円 3年目以降:6,980円 |
楽天ダイヤモンド会員 | 1年目:980円 2年目:1,480円 |
1年目:1,980円 2年目:2,480円 |
1年目:3,980円 2年目:4,480円 |
1年目:4,980円 2年目:5,480円 |
スーパーホーダイは楽天会員になることで月々の料金から500円割引、2年契約をすると500円割引、3年契約をすると1,000円割引を受けることができる仕組みとなっています。楽天会員には無料でなれるので楽天モバイルのスーパーホーダイを使うなら楽天会員になるべきでしょう。
2年間限定ですがプランSなら月額1,480円という料金で2GB+10分かけ放題することができるのです。
セットプランだけではなく組み合わせプランを選ぶこともできるから、通話機能は使わないという方はデータSIMを選ぶことで通信料金を大幅に下げることができます。
通常の組み合わせプランも選べる
楽天モバイルの組み合わせプランの料金はこんな感じになっています。
プラン | データSIM (SMSなし) |
050データSIM (SMS付き) |
通話SIM |
---|---|---|---|
ベーシック | 525円 | 645円 | 1,250円 |
3.1GB | 900円 | 1,020円 | 1,600円 |
5GB | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
10GB | 2,260円 | 2,380円 | 2,960円 |
20GB | 4,050円 | 4,170円 | 4,750円 |
30GB | 5,450円 | 5,520円 | 6,150円 |
3.1GB〜30GBと幅広い容量を選ぶことができるのですが、国内通話かけ放題が必要ないのならスーパーホーダイではなく組み合わせプランを選んだ方が確実に料金を下げることが可能です。
高速通信が必要ないならベーシックプランを選ぶことで通話SIMでも1,250円で使うことができるのも楽天モバイルならではです。
- mineo(Aプラン)500MB 通話SIM:1,310円
- mineo(Dプラン)500MB 通話SIM:1,400円
- 楽天モバイル ベーシック通話SIM:1,250円
なので、とにかく安さを追求するのなら楽天モバイルを選ぶべきなのでしょう。楽天モバイルのスーパーホーダイと組み合わせプランの違いについてはこちら記事(楽天モバイル 組み合わせプランとスーパーホーダイ、どっちがいいか徹底比較)で詳しく書いています。
楽天モバイルは050SIMを使える
楽天モバイルのSMS付きのSIMカードは050SIMと呼ばれており、無料で050IP電話を使うことができます。
SMS付きのデータSIMが必要になるので実際にはデータSIMから120円の追加料金が必要ということになりますが、楽天モバイルの050SIMは通話SIMよりも600円ほど安い金額で通話をすることができるのでかなりお得といえそうです。
楽天ポイントを貯めたり、使ったり
楽天モバイルの通信料金は楽天ポイントの対象になるので、毎月の支払いに対して1%の楽天ポイントをもらうことができます。
スーパーホーダイのプランSは月々1,480円なので毎月14ポイントをもらうことができます。微々たるものかもしれませんが塵も積もれば山となるです。ないよりもあったほうがいいでしょう。
また、貯まった楽天ポイントを通信料金の支払いに使うこともできるので楽天市場で貯まったポイントを楽天モバイルの支払いに使うこともできます。楽天モバイルを利用する場合は必ず楽天会員に入るべきだと思います。
マイネオと楽天モバイル、どっちを選ぶ?
料金プランの違いを比較
料金はマイネオよりも楽天モバイルの方が安くすることができます。特に低容量プランを選んだときの料金は楽天モバイルがとても安いのが特徴となっています。
- マイネオ(Aプラン)500MB 通話SIM:1,310円
- マイネオ(Dプラン)500MB 通話SIM:1,400円
- マイネオ(Sプラン)500MB 通話SIM:1,750円
- 楽天モバイル ベーシック通話SIM:1,250円
また、楽天モバイルのスーパーホーダイ(プランS)なら2GB+国内通話10分かけ放題がついて1,480円なのでマイネオ(Dプラン)の1GB+かけ放題と比べるとかなり安い料金になることがわかります。
通信会社 | プラン | 料金 |
---|---|---|
マイネオ | Dプラン (1GB+音声通話SIM+10分かけ放題) |
2,350円 |
楽天モバイル | スーパーホーダイプランS (2GB+10分かけ放題) |
1,480円(3年目以降 2,980円) |
となるので楽天モバイルの方が安くなっているのが分かります。ただし、3年目以降は楽天モバイルのスーパーホーダイは料金が1,480円から2,980円に跳ね上がってしまうので長期間使用する方は注意が必要ですけどね。
通信速度の違いを比較
通信速度についてはマイネオ・楽天モバイルともに同じような速度となっており、回線が混み合う時間帯はどちらも通信速度が極端に低下してしまいます。
通常時の通信速度については2018年8月現在で楽天モバイルよりもマイネオの方が速い速度が出ています。楽天モバイルは少し前までは速度がかなり遅かったですが、最近は改善しており通常時はそこそこの速度で通信をすることができるで基本的にはどちらも普通に使うことはできる速度が出ているのかなという印象です。
ただ、楽天モバイルは時期によって速度が速かったり遅くなったりするので少し注意ですね。
ちなみにマイネオのDプラン(ドコモ)よりもAプラン(au)の方が通信速度は速くて安定しています。場所によっても異なると思いますが楽天モバイルよりもマイネオのAプランの方が通信速度は速いと思います。
なので、少しでも安定した高速通信をしたいのであればマイネオのAプラン(au)を選ぶべきなのかなと思います。
選べる回線の豊富さを比較
楽天モバイルはドコモ回線の格安SIMしか使うことができませんが、マイネオはauとソフトバンクの回線の格安SIMも選ぶことができるので「au回線でないと絶対にダメだ!」「ソフトバンク回線じゃないとダメやねん。」という方はマイネオを選びましょう。
- 楽天モバイル:ドコモ回線のみ
- マイネオ:ドコモ、au、ソフトバンク回線
というか、楽天モバイルはドコモ回線のみしか対応していないので、マイネオしか選択肢がありません。
違約金と最低利用期間を比較
楽天モバイルで音声通話SIMを契約すると最低利用期間が設定されて途中で解約をすると違約金が必要となってきますが、マイネオは最低利用期間が設定されておらず途中で解約をしたとしてみ違約金がかからないようになっています。
通信会社 | 楽天モバイル | マイネオ |
---|---|---|
最低利用期間 | 12ヶ月(組み合わせプラン) 24ヶ月(スーパーホーダイ ) 36ヶ月(スーパーホーダイ ) |
0ヶ月(ただしMNP転出の場合は12ヶ月) |
違約金 | 9,800円(組み合わせプラン、スーパーホーダイ ) | 0円(ただしMNP転出の場合は11,500円) |
ただし、マイネオはMNPを使って電話番号を他の通信会社に転出した場合のみ12ヶ月以内に解約をすると11,500円かかってくるようになっています。電話番号を使い捨てする人は数少ないと思うので、マイネオでも実質的に違約金がかかってしまうという解釈でいいでしょう。
料金を安くするなら楽天モバイルを選ぼう!
少しでもスマホの料金を下げたいなら楽天モバイルを選びましょう。
スーパーホーダイは2年間限定ですが1,480円という超低価格で使うことができますし、楽天ポイントをもらったり使ったりすることもできるのでお得に使うことができるでしょう。
楽天モバイルに乗り換えるメリットとデメリットはこちらの記事で詳しく書いているので参考にしてください!
簡単にキャリアから格安SIMに乗り換えるならマイネオを選ぼう!
マイネオはドコモ、au、ソフトバンクの回線に対応したトリプルMVNO業者となりました。端末にもよりますがSIMロック解除をしなくてもドコモ → Dプラン、au → Aプラン、ソフトバンク → Sプラン に簡単に乗り換えが可能となりました。
キャリアから格安SIMに乗り換えをしたくてもSIMロック解除が壁となり乗り換えできなかった方もマイネオなら比較的簡単に乗り換えることが可能となります。
また、マイネオはau回線でもiPhoneやiPadでテザリングをすることができますし、個人的な感想ですが通信速度も楽天モバイルよりもマイネオ(Aプラン)の方が安定していることが多いので料金よりも安定性を求めるならマイネオを選ぶべきなのかなと思います。
マイネオのメリット・デメリットなどはこちらの記事を参考にしてください!