UQモバイルとマイネオ どっちがいい?料金プランと特徴の違いを比較!
au回線の格安SIMを選ぼうと思ったら限られたMVNOでないと使うことができないので選択肢は少なくなってしまいます。例えば、UQモバイルとmineo(マイネオ)はauの回線を利用した格安SIMですが、どっちを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
ということで、ここではUQ mobile(UQモバイル)とmineo(マイネオ)のどっち選ぶにがいいのか、それぞれのメリットを詳しく解説していきたいと思います。
Contents
UQモバイルとマイネオ どっちを選ぶ?
ドコモ回線を使うならマイネオを選ぼう
UQモバイルはauの子会社であるUQコミュニケーションズが運営していることもありau回線しか使うことができませんがが、mineo(マイネオ)はau回線だけではなくドコモとソフトバンクの回線も使うことができるのが特徴となっています。
- UQ mobile:au回線
- mineo(マイネオ):ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線
なので、ドコモやソフトバンクの格安SIMを使いたいのであればUQモバイルではなくマイネオを選ぶことになります。
通信プランの違いで選ぶ
UQモバイルとマイネオでは料金プランの構造がかなり違うので、どちらのプランが自分に合っているのかはとても判断しやすいでしょう。
UQ mobileの料金プラン
UQモバイルの料金プランは大きく分けるとセットプランと組み合わせプランがあります。
セットプラン(おしゃべり・ぴったりプラン)
プラン | おしゃべり・ぴったりプランS | おしゃべり・ぴったりプランM | おしゃべり・ぴったりプランL |
---|---|---|---|
データ容量 | 2GB(3GB/2年間) | 6GB(9GB/2年間) | 14GB(21GB/2年間) |
通話(おしゃべり) | 国内通話が何度でもかけ放題(1回5分以内) | ||
通話(ぴったり) | 30分 → 60分無料 | 60分 → 120分無料 | 90分 → 180分無料 |
料金 | 1年目:1,980円 2年目:2,980円 |
1年目:2,980円 2年目:3,980円 |
1年目:4,980円 2年目:5,980円 |
端末割引 | あり |
おしゃべりプランはデータ通信と国内通話5分かけ放題の音声通話がセットになったものとなっており、データ通信量2GBのプランなら1年目は1,980円となっており、ぴったりプランはデータ通信と無料通話がついたプランとなっており、データ通信2GBのSプランで60分の無料通話が付いて1年目は1,980円となっています。
データ高速プラン・データ無制限プラン
プラン名 | データ高速プラン | データ無制限プラン |
---|---|---|
データ | 3GB | 月間データ容量無制限で送受信最大500kbps |
料金 | データSIM:980円 音声通話SIM:1,680円 |
データSIM:1,980円 音声通話SIM:2,680円 |
端末割引 | なし |
組み合わせプランはデータ通信プランと従量制音声通話を組み合わせるプランとなっており、電話をかけないデータ通信プランを選びたい場合はこちらの組み合わせプランを選ぶことになります。
通話料はかけた分だけ請求されることになりますが、データ高速プランの音声通話SIMなら月々1,680円で使うことができるということになります。
mineo(マイネオ)の料金プラン
マイネオの料金プランはデータSIMと音声通話SIMの二つがベースとなっており、各プランで500MB〜30GBまで細かく容量を選ぶことが可能となっています。(1GBプランは受付が終了します。)
データ通信SIM
シングルタイプ(データSIM) | au Aプラン SMS機能付き |
docomo Dプラン (+SMS付き) |
SoftBank Sプラン (+SMS付き) |
---|---|---|---|
500MB | 700円 | 700円(820円) | 790円(970円) |
1GB | 800円 | 800円(920円) | ー |
3GB | 900円 | 900円(1,020円) | 990円(1,170円) |
6GB | 1,580円 | 1,580円(1,700円) | 1,670円(1,850円) |
10GB | 2,520円 | 2,520円(2,640円) | 2,610円(2,790円) |
20GB | 3,980円 | 3,980円(4,100円) | 4,070円(4,250円) |
30GB | 5,900円 | 5,900円(6,020円) | 5,990円(6,170円) |
電話をかけないのなら思い切ってデータSIMにしてしまうのもアリなのかなとも思います。最安で月額700円で使うことができますよ。
というのも、音声通話をすることができなくてもLINEやFacebook、iPhoneのFaceTimeオーディオを使ってインターネット回線を使って通話をすることができるからです。
緊急電話番号にかけることができないなどの問題もありますが、緊急通報ナビというアプリをインストールしておけば最寄りの警察署に通報することができるので、割り切って使うのであればデータSIMでの運用も実用的なのかなと思いますね。
音声通話SIM
容量 | au(Aプラン) | docomo(Dプラン) | SoftBank(Sプラン) |
---|---|---|---|
500MB | 1,310円 | 1,400円 | 1,750円 |
1GB | 1,410円 | 1,500円 | – |
3GB | 1,510円 | 1,600円 | 1,950円 |
6GB | 2,190円 | 2,380円 | 2,630円 |
10GB | 3,130円 | 3,220円 | 3,570円 |
20GB | 4,590円 | 4,680円 | 5,030円 |
30GB | 6,510円 | 6,660円 | 6,950円 |
音声通話SIMに月額850円で国内通話10分かけ放題オプションをつけることもでき、3GBのAプランであれば月々2,360円でそこそこ普通に使うことができるプランを付けることが可能となります。
UQモバイル・mineo(マイネオ)料金の違いを比較
UQモバイルとマイネオのプランでデータ量を同じにして比較をしてみましょう。条件をできるだけ揃えてみました。
まず、通話かけ放題ができるプランで料金を比較しています。
UQモバイル おしゃべりプランM |
マイネオ | |
データ量 | 6GB(9GB/2年間) | 6GB |
通話 | 5分かけ放題 | 10分かけ放題 |
1年目料金 | 2,980円 | 3,040円 |
2年目料金 | 3,980円 | 3,040円 |
2年間平均 | 3,400円 | 3,040円 |
データ通信量を6GBと同じにした場合だとUQモバイルよりもマイネオの方が5分間も長く無料通話することができるのに月々の支払いが360円も安くなっているのが分かります。
UQモバイルは2年間データ通信量が増量されるというメリットはありますが、かけ放題プランの使い勝手を考慮して比較するとUQモバイルよりもmineo(マイネオ)の方が安く・長く通話することができるので、トータルでみるとマイネオの方が月々の支払いは安くなる可能性は高いでしょう。
ただし、UQモバイルのおしゃべり・ぴったりプランはスマホの端末を同時購入することで端末割引を受けることができるので、キャリアから乗り換え時にスマートフォンを機種変更したい場合はマイネオよりもUQモバイルの方がお得になることがあります。
例えば、UQモバイルでiPhone SE(32GB)を同時購入すると端末価格は月々1,700円(一括40,900円)となりますが、おしゃべりプランMにすると毎月1,300円のマンスリー割を受けることができるので実質400円(一括9,800円)で端末を手に入れることができる計算となるのです。
機種変更するならUQモバイルがお得!端末持ち込みならマイネオがお得!!
組み合わせプランの比較
国内通話かけ放題なしの音声通話プランでUQモバイル、マイネオのそれぞれの料金を比較してみましょう。
UQモバイル | マイネオ | |
データ量 | 3GB | 3GB |
通話 | 20円/30秒 | 20円/30秒 |
料金 | 1,680円 | 1,510円 |
単純明快でわかりやすいですね。UQモバイルよりもマイネオの方が170円安い料金で同じ3GBの音声通話プランを使うことができるということになります。組み合わせプランの場合はUQモバイルでも端末割引はないのでマイネオと同じ条件ということになります。
データ通信速度の違い
UQモバイルとマイネオはどちらも通信品質が安定している安心できる格安SIM業者なので、通信速度が極端に遅いということはほぼないでしょう。
そんな中でもUQモバイルはKDDIの子会社・UQコミュニケーションズが運営していることもあり、お昼や夜のユーザーが混み合う時間帯で通信速度が低下してしまうといった現象がUQモバイルではほとんどないのが最大の特徴となっています。
実際にUQモバイルを使っていますが、どの時間帯でも20Mbps〜50mbpsの速度が出ていてお昼の12時〜13時といった時間帯でも特に速度が遅くなるようなことはほとんどないので、とても快適に通信をすることができています。
データ通信速度はUQ mobileが速い!
テザリングを使える機種の違い
UQモバイルのテザリングについて
auは格安SIMに対してiPhoneのテザリング機能を制限をしているのか一部のiPhoneでないとテザリングをすることができないようにしています。
UQモバイルでは…
- iPhone 5s
- iPhone 6/6 Plus
- iPhone 6s/6s Plus
- iPhone SE
これらのiPhoneはテザリングをすることができて、iPhone XやiPhone 8、iPhone 7といった比較的新しいiPhoneでテザリングができないようになっています。
mineo(マイネオ)のテザリングについて
一方のmineo(マイネオ)はDプランに関してはiPhoneやiPadでも普通にテザリングをすることができましたが、Aプランはできませんした。しかし、2018年10月末以降にAプランでもiPhoneとiPadのテザリングができるようにサービスが改定されます。
iPhone XやiPhone 8にmineo(マイネオ)のAプランのSIMカードを入れてテザリング通信をすることができるということになります。UQモバイルで出来ないことがマイネオで実現してしまうって素晴らしいですね…!
まとめ:UQモバイルとマイネオ どっちを選ぶ?
では、最後にUQモバイルとマイネオのどちらを選ぶべきなのかをまとめたいと思います。
UQモバイルを選ぶべき人
UQモバイルは通信品質がキャリア並みに良いのでユーザー数が混み合うお昼の時間帯でも通信速度が低下することはないので、いつでも最高のパフォーマンスを求めるのならとてもオススメの格安SIMとなっています。
- 12時〜13時、18時〜20時によくスマホを使う
- 通信速度は絶対に速い方がいい
- 乗り換え時にスマホを機種変更したい
- 家族で乗り換えたい
基本料金から毎月500円割引してくれる家族割もあるので、家族で乗り換えを検討しているならとても良い選択肢になるでしょう。
UQモバイルのメリットなどはこちらの記事を参考にしてください。
マイネオを選ぶべき人
mineo(マイネオ)はドコモ、au、ソフトバンクの回線を使うことができるトリプルMVNO業者となり、端末によってはSIMロック解除なしで簡単にそれぞれのキャリアから対応した回線に乗り換えをすることができるようになります。
つまり、難しいことを考えなくても気軽に格安SIMの世界に足を踏み入れることができるということになるのです。
- 簡単に乗り換えをしたい
- スマホはキャリアから持ち込みする
- 少しでも長く通話をしたい
- 少しでも安い方がいい
キャリアからmineo(マイネオ)に乗り換えるメリット・デメリットについてやMNPを使って番号そのままキャリアからmineo(マイネオ)に乗り換える方法について詳しく書いています。思っている以上にマイネオへの乗り換えは簡単にすることができるので是非チャレンジしてみてください!